管理職降格 | こぶたのしっぽ

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管理職降格 (新潮文庫)/高杉 良
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デパート業界の名門、大松屋銀座店の法人外商第一部第二課長・津川直二郎は、自ら開拓した大口顧客から突然取引停止の通告を受け、窮地に陥った。


責任を負われる形で降格されてしまい、巻き返しを図る中、妻の不倫、娘の万引き事件と、家庭にも亀裂がはしる。


会社と家庭の両面から苦悩するビジネスマンの姿を描いた作品。


これは作品自体がちょっと古いんですね。


なので、仕事に対する考え方、姿勢、などの描かれ方が、今の時代に読むと、若干ずれてる感じは否めません。


なので、本が書かれた時代はもちろんその時代のリアルだったのでしょうけど、今読むとちょっと微妙にすれを感じます。


本が書かれた時代にリアルタイムで読んでいたら、また違った感想があったかもしれません。


フォローするわけではありませんが、作品自体は面白いものでした。