昨日の朝、FM(J-WAVE)を聴いていたら、 その聴いていた番組にゲストで兵藤ゆきさんが出ていました。
兵藤さんは旦那さんの仕事の関係で10年ちょっとNYで暮らしていたそうなのですが、
そこから話は子育ての話に移っていき、日米の違いについての話になり、目の話になりました。
日本では視力検査などで”C”を見て、右、左、上などと言って視力検査をしますが、
向こうでは、それ以外にも「ビジョントレーニング」なるものがあり、
例えば、遠くのものを見たあとに、近くのものを見るなど遠近感を養うようなことをしたりなど
目を訓練させる色々なことをするようです。
要するに、動体視力の訓練ともいえるらしいのですが、
兵藤さんが言うに、この動体視力というのが結構大事らしく、
子供の運動能力にも関わってくるようなこともあるらしく、
例えば、外に出ずテレビや小さい画面ばかり見ていると、目をあまり動かさなくなるので、
動体視力が衰えてくるそうで、それが衰えると視野が狭くなったりしてそれが元で、例えば飛んできたボールとかにも反応できず、よける事ができなかったり、ということもあるそうです。
「うちの子は運動神経がなくて~」
というのはもしかして、運動神経じゃなくて動体視力がイマイチだからの可能性もあるかも、と
おっしゃっていました。
例として、「元気が出るテレビ」のボクシング予備校出身で世界チャンピオンになった飯田選手のことを話されてて、
飯田選手は視力が0,3しかなく決して視力がいいとはいえないけど、ボクシングで世界チャンピオンにまで登りつめたわけで、それは視力の良し悪しではなく、動体視力が優れていたのに関係しているのでは?
などと、おっしゃっていました。
大人の視野は大体180度らしいのですが、12歳くらいの子供は実は視野が120度くらいだということも話されてました。
子供はまだまだ目は発達段階の途中だということなんですね。
なので、冒頭に話したような動体視力を訓練する「ビジョントレーニング」は、結構大事かも、
ということでした。
視野を広げる訓練としては、やはり外に出るのは効果的らしいです。
育児関係の本でもよく書かれているように、1日出来れば1時間は子供を散歩に、というのはそういう意味でも、効果的なのかもしれないなあ、と思いました。
朝、なんとなくJ-WAVE を流して聴いていただけでしたが、思いがけずいい話が聴けて得した気分になりました。
これがラジオのいいトコなんですよね(°∀°)b