- NOAHを創った男―三沢光晴の参謀/仲田 龍
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この本、ずっと読みたかったんです。
私が住んでる近くの本屋には置いてなくて。
それが・・・、
三沢選手が亡くなってから、”追悼”みたいな感じで、急に書店で置き始めて。
ちょっと複雑な気がしたけど、読みたかった本なので、手に取りました。
本のタイトルにもあるように、この本は三沢光晴の参謀、ブレーンのような存在のNOAH・仲田龍、元・渉外、統括本部長(現・NOAH相談役)のインタビューをまとめた本です。
週刊プロレスで連載されてたものに、大幅に加筆されてまとめ上げたものです。
ジャイアント馬場の秘書時代の話から、全日本プロレスを退社し、三沢選手とプロレスリング・ノアを旗揚げし、2007年頃までの出来事までを、あったことをありのまま、事実を、かなり踏み込んだ内容で書いています。
これは、ほんっとうに面白い本です。
プロレスの話というよりは、プロレス団体のフロントとしての視線からの苦労や楽しさ、やりがい、魅力、プロレス団体の運営、などなど、と~~っても興味深い内容が、ぎ~~っちり詰まっている一冊です。
読んでて、ここまで情熱をかたむけられる仕事に出会え、それに懸命になれるというのは(もちろん苦労もハンパないだろうけど)羨ましく感じる部分もあり。
なんというか、仲田龍の人としての生き様や、考え、姿勢みたいなのにとても惹かれましたし、とても参考になる部分も沢山ありました。
読む前の期待を裏切らない、かなり面白い、オススメの1冊です。