NOAHを創った男ー三沢光晴の参謀 | こぶたのしっぽ

こぶたのしっぽ

見たこと聞いたこと、感じたこと思ったことを、書いていけたらと思います。

NOAHを創った男―三沢光晴の参謀/仲田 龍
¥1,890
Amazon.co.jp

この本、ずっと読みたかったんです。


私が住んでる近くの本屋には置いてなくて。


それが・・・、


三沢選手が亡くなってから、”追悼”みたいな感じで、急に書店で置き始めて。


ちょっと複雑な気がしたけど、読みたかった本なので、手に取りました。


本のタイトルにもあるように、この本は三沢光晴の参謀、ブレーンのような存在のNOAH・仲田龍、元・渉外、統括本部長(現・NOAH相談役)のインタビューをまとめた本です。


週刊プロレスで連載されてたものに、大幅に加筆されてまとめ上げたものです。


ジャイアント馬場の秘書時代の話から、全日本プロレスを退社し、三沢選手とプロレスリング・ノアを旗揚げし、2007年頃までの出来事までを、あったことをありのまま、事実を、かなり踏み込んだ内容で書いています。


これは、ほんっとうに面白い本です。


プロレスの話というよりは、プロレス団体のフロントとしての視線からの苦労や楽しさ、やりがい、魅力、プロレス団体の運営、などなど、と~~っても興味深い内容が、ぎ~~っちり詰まっている一冊です。


読んでて、ここまで情熱をかたむけられる仕事に出会え、それに懸命になれるというのは(もちろん苦労もハンパないだろうけど)羨ましく感じる部分もあり。


なんというか、仲田龍の人としての生き様や、考え、姿勢みたいなのにとても惹かれましたし、とても参考になる部分も沢山ありました。


読む前の期待を裏切らない、かなり面白い、オススメの1冊です。