たむらぱん「ノウニウノウン」 | こぶたのしっぽ

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POP!!


たむらぱんの音楽を一言で表すならば、これだと思うのですが、それだけでは表せない深みと振り幅が、たむらぱんの楽曲の数々にはあると思います。


明るくはじけた曲もあれば、背中を押してくれるような曲もあり、胸がキュンと締め付けられるようなちょっぴり切ない曲もある。


その楽曲の多面的な振り幅は、アルバムの1曲目から4曲目までをざっと聴いただけでも分かると思うし、曲が進むとさらにたむらぱんの才能の多面性を感じる事ができると思います。


曲、メロディーはもちろんいいのですが、詞が素晴らしいと思います。


POPな楽曲にデコレートされていますが、詞は割と本質的な事、現実の苦い所とかも何気に歌っていて、


それが逆に、上辺だけの頑張れソングよりも、勇気づけられるというか、背中を押してもらえるというか、力をもらえるような気がします。


私は、たむらぱんの曲の中でははじけた明るい楽曲も好きですが、#3「ゼロ」や#4「ちゃりんこ」のような、割とちょっと切なかったり、静かだけどグッと背中を押してもらうような曲が好きです。


雑誌のインタビューを読んだ時、


「努力をするからには結果を出いていかないといけないと思う。


そうじゃないと、それまでやってきた努力がかわいそうだから」


というような内容のことを語っていた、たむらぱん。


それを読んだ時、たむらぱんのアーティストとしてというか、人としての芯の強さみたいなものを感じました。


アルバム1枚を通して、色々な顔を見せてくれるたむらぱんですが、まだまだこの人は色んな引き出しを持っているのでは?


そう感じさせるくらいの才能をもっているアーティストだと思います。


これからもっともっと、たむらぱんの音楽を聴く人が増えればいいなぁ、と強く思う今日この頃なのでした。