「JUNO」を見てきました。
まったくノーマークだったのですが、本年度アカデミー賞の脚本賞でオスカー獲得、というのを目にして、見てみることにしたのですが。
ストーリーは、16歳の高校生が同級生とセックスしたら妊娠してしまうところからはじまります。
1度は堕ろすことも考えますが、産む決心をし、しかも里親に出すことを決め、里親も探します。
両親にも妊娠を打ち明け、協力してもらい、出産まで生活していきます。
妊娠から出産を経て、少女から自立した女性へと成長していく様を描いていると思うのですが、この映画を見て、色々な価値観、考え方、姿勢があるんだなぁ、と考えさせられました。
この映画では、苦労して子供を産んだら、やはり愛情が出てきて、1度は養子に出すと決めても、やはり自分ひとりで育てていくことにしました、的な展開にはなりません。
里親と、そういう契約を交わしてるからなのか、、産んだ子供は里親の子ということで、あっさりしたもので、普通に元の生活に戻っていきます。
もちろん、妊娠、出産を経て、女性として一回り成長しているんでしょうけど。
それにしても、見終わった後はなかなか理解に苦しむところも正直あった作品ではありました。