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こんなスゴイ映画があったなんて!!
っていうのが、見終わって最初の感想です。
見ようと思ったキッカケは単純で、吉高由里子さんが出演してるから。
1~3月クールで放送されたドラマ「あしたの喜多善男」に出てる吉高由里子さんを見て、「スゴイ女優さんだ!!」と思い、他に出演作がないかなぁ、と探したところ、この作品を見つけました。
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で、映画「紀子の食卓」ですが、紀子は変化のない毎日や、閉塞した家族に嫌気がさし、今までの自分を変えるため、家を飛び出し東京へ出て行きます。
と、ここまではよくある青春映画な感じなのですが・・・・。
ここから物語はとんでもない方向へググーッ!!と進んでいきます。
虚構の家族、誰もが世の中では何かの「役割」を演じて生きている、というある意味ではホントのことを過剰な形でズバーッ!!と描いているように思いました。
出演者全員、恐ろしいくらいスゴイ演技に加えて、ストーリーも圧倒的に惹きつけられるものなので、159分という実は結構長い本編ですが、それを全然感じさせない凄まじい映画でした。
見たら何かが残ると思うので、見ないよりは見たほうがいい映画だと思います。
で、私が注目していた吉高由里子さんですが、これが主役の吹石一恵さんを凌駕するほどのスゴイ演技をみせてくれます。
映画全編をとおしても、つぐみと双璧をなすくらいの存在感をみせつけてくれます。
吉高さんはこの先、もっとスゴイ女優さんになっていくんじゃないかと思いました。
っていうか、この映画の時点ですでにスゴイけど・・。