ランボー 最後の戦場 | こぶたのしっぽ

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「ランボー 最後の戦場」を観てきました。


「ロッキー」シリーズ同様、「ランボー」シリーズも全部見てきたので、やっぱり最後を飾る作品は見ないといけないでしょう!!ということで観てきました。


軍事政権のミャンマー、少数民族が暮らす村にコロラド州の支援団の一員が医療品を届けるため、その村に向かったが、ミャンマー軍に掴まってしまう。

彼らを救出するため5人の傭兵を現場まで送りこむことになるが、傭兵をボートで送り届ける役目を引き受けたランボーも、彼らと一緒にミャンマー軍に立ち向かう。


ストーリーは割とシンプルなのですが、


どちらかというと、徹底した残酷なまでのリアルな描写の映像が、物語以上に作品に説得力と緊張感を持たせているような気がしました。


おかげでR-15指定なのですが、ここまでしないと”伝わらない”という、スタローン監督の判断なのではないでしょうか。


実際のミャンマーの軍事政権というのがどういったものなのか、私には分からないし、知る術もかなり限られてると思うのですが、少なくともこの映画を見ることによって、


「ミャンマーって!!!????」ということで少しでも目を向けるキッカケになることもあると思いました。


正直、頭も、手も、足も吹っ飛んでいく凄まじくも、遠慮のない映像なのですが、目を背ける暇もないくらい一気に見てしまった、というのが最初の感想です。


そこはあえて、こだわって作ったのではないでしょうか?


エンターテイメント的な要素というか、ハラハラドキドキのアクションは、必要最小限にとどめてるように感じられ、


実際の戦場は、こんなにも残酷なものなんだよ、だから・・・・。


というメッセージもあるのではないでしょうか。


そういう意味では、シリーズで一番メッセージが太い作品ではないか、と思いました。


あと、世界最強の1人軍隊といわれるランボーですが、今回は5人の傭兵とチームで戦う姿も見ることができます。


個人的には、「ロッキー・ザ・ファイナル」を見た時も思ったことですが、「ランボー 最後の戦場」も、”シリーズを締めくくる”という意味では、これでいいんじゃないかな、と思いました。