- 七人の弔(とむらい)
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ダンカン監督によるブラックコメディ&サスペンス的な映画です。
ダンカンが脚本を担当した「生きない」という作品も、ブラックなコメディで面白かったので、この作品もある程度期待して見ました。
『児童虐待や様々な理由、事情を抱える7組の親子がキャンプに集うわけですが、実は裏では子供達の臓器売買の話が進んでいた』
という設定というか、ストーリーなのですが、
そこで繰り広げられる大人の身勝手さ、人の醜い部分を、ブラックなユーモアたっぷりに包んで、描いていきます。
今の時代、”ない話”とは言い切れない部分も多分に含んでるような気がするので、映画を見てて笑うようなシーンも、ひきつった笑いになるのですが・・・・。
ダンカン監督は、こういう、「人の醜くて、だけども滑稽な部分や姿」を描かせると、なかなか鋭いものがあると思います。
虐待など様々な重いテーマが出てくるけど、それを重く感じさせないようにうまくかわしていて、難しい作りの映画ではないので、ブラックだけど、良い意味で後味の悪い映画(?)を見たい方にはオススメ?
かも。
日本昔話のエンディングでも流れてた『人間っていいな』っていう曲が劇中流れる(子供達が歌う)のですが、ちょっと恐くもあるけど、なぜかこの映画にハマってて、いいです。
- 生きない
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