- 16ブロック
- ¥3,490
- Amazon.co.jp
見る前は、単純なアクション映画だと思っていたのですが、違いました。
ありがちな打ち合いなどの派手なシーンは極力抑えられています。
どちらかというと登場人物の内面や、葛藤、精神的な部分や考え方のぶつかり合いを、前面に出して描かれていて、緊張感のある展開と相まって、すごく見応えのある映画でした。
特に主役の刑事を演じるブルース・ウィルスが素晴らしく、アクション映画よりも、人間の精神的な強さや、弱さ、
背負っている悲しみ、みたいなものを描いた作品の方が、ブルース・ウイルスはもしかしたら魅力的に映るのでは?と思いました。
私が見たブルース・ウィルスの出演作品の中では一番好きかもしれません。
この映画では、”運命に従う”、”人は変われる”、といったようなものがテーマというか、メッセージとしてあるようです。
最後までみると、ちょっと感動する程、良い映画でした。
見る前の期待を、良い意味で裏切ってくれた作品でした。