16ブロック | こぶたのしっぽ

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見たこと聞いたこと、感じたこと思ったことを、書いていけたらと思います。

16ブロック
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見る前は、単純なアクション映画だと思っていたのですが、違いました。


ありがちな打ち合いなどの派手なシーンは極力抑えられています。


どちらかというと登場人物の内面や、葛藤、精神的な部分や考え方のぶつかり合いを、前面に出して描かれていて、緊張感のある展開と相まって、すごく見応えのある映画でした。


特に主役の刑事を演じるブルース・ウィルスが素晴らしく、アクション映画よりも、人間の精神的な強さや、弱さ、


背負っている悲しみ、みたいなものを描いた作品の方が、ブルース・ウイルスはもしかしたら魅力的に映るのでは?と思いました。


私が見たブルース・ウィルスの出演作品の中では一番好きかもしれません。


この映画では、”運命に従う”、”人は変われる”、といったようなものがテーマというか、メッセージとしてあるようです。


最後までみると、ちょっと感動する程、良い映画でした。


見る前の期待を、良い意味で裏切ってくれた作品でした。