理想のタイプ

まだ20代働き盛りの時に親方、と呼ばれる方々と知り合う機会がありまして、今でも理想のタイプを聞かれると「親方みたいなひと！」と出てきたりします。

親方の何がすごいのかっていうと、実際作業はしてないのだけれど、管理の立場だからちゃんと全体を把握していたり、パッと見、いつもみんなが働いている時にお茶していたりするのだけれど（笑）新しい仕事をとってきたり、工程などを関係各所と調整したり、従業員がスムーズに作業できるように準備したり見えないところのサポートをひたすらしているわけです。

そしてなんといっても心強いのは、困った時にスッとうしろから救いの手を差し伸べてくれること。

親方クラスの業務は大概一人ですべてのことができないと成り立たない仕事だからできて当たり前なのですが、＋αその人に合ったサポートなりアドバイスをしているのを目の当たりにした日には完全に惚れちゃいます。

ちょっとお茶目で遊び心があって、でもちゃんと従業員の子達の面倒をみて決めるときはビシッと決める。

自分はほぼフリーだったから、そんな親方さんの下で働く仲間がうらやましかったなぁ…。

繊細さも要求される仕事だったから、必然的に細やかな配慮ができる人たちの集まりになっていた、ということもあるけれど。

見ていないようでちゃんと自分のことを見ていてくれて、ピンチな時は助けに駆けつけてくれる。理想のタイプはそこなんだ！書いていて実感した次第です（笑）。









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