この支配からの卒業 | いつものゴンザレスひとつ

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あなたと 
つながる思いはなんでしょう

もう半世紀生きているのだけれど

いつまでも成長しないから

卒業っていうと自分は

多感で不安で自信家で

物事をまっすぐ見て世の中の風に向かってた頃を

思い出すのです



尾崎豊の 「卒業」は

非常にまじめで規律正しく高校生活を送っていた私にも

「くそくらえ」と 思っていたことは多々あったので

胸にぐっとくる歌詞があります。



7対3ぐらいで今は

多感なころの自分が7で親である自分が3。





自立して

世の中という荒海に船出してゆかねばならない子供に

できればよい船を与えたい

ちょっとの嵐にも耐えうる船体と

エンジンが壊れたときの救命ボートやオールも

保険として持たせてやりたい

最新式のナビも付けてやりたい


世の中という海は

穏やかに凪いでいても明日は嵐かもしれない

旅立ってしまえば

もう親は助けに行ってやれないから



いろいろ伝えておかなければならないことが

いっぱいある。

突然のことに戸惑わないように

夢を砕くような現実まで言ってみる



でも一生懸命働いて

少しでもいい船であるよう

準備をしてやるの


  助けに行ってやれないからね

  だって親の船はもう型も古く

  スピードも出ず、体力も

  いい具合に老いてくる。







「この支配からの卒業」



そして 保護からの卒業。だね。







卒業なさった皆さん おめでとう。







「あと何度自分自身卒業したら

本当の自分になれるのだろう・・・・・・・」





その過程が生きてることちゃうのん