バッチコーイ!
最近、この『バッチコーイ!』っていう言葉を使う人が多々居ますね。何故か笑ってしまう。
あの方、誰だっけ。レーザーラモン住谷さん。あの方がよく言っているらしいが・・・。
この『バッチコーイ!』って言葉なんだが・・・。オイラも小学高2年生から高校3年間まで野球をやっていた人間なのでよく知っておる。
そもそもこの『バッチコーイ!』という言葉が、どういう意味なのか、元野球部で、野球バカのオイラが代表して勝手に説明します。
バッチコーイ!は2個の単語に分かれます。2個の単語に分けると、『バッチ・コーイ!』になります。
バッチとは、バッター(打者・打つ人)のことです。
コーイ!とは、来い!です。
ですから、
『バッチコーイ!』は『バッター来い!』 です。ハイ。
野球部は結構、いゃかなり、意味もなく、勝手に言葉を変えてしまう傾向があります。
最初から『バッチコーイ!』ではなく、『バーター来~い!』と言えばいいじゃん!
と思うのですが。我が野球部達はそう簡単に、そして素直に言えないのですな。
なんで【バッター(打者)】のことを【バッチ】と言葉を変える必要があるのか?
ハッキリ言うと【バッター(打者)】の事を、馬鹿にしているのです。馬鹿にした言い方が【バッチ】です。
ですから、バッター(打者)にとっては非常に気分が悪い言葉ですね。
『バッチコーイ!』とは、野手(守る人)が一生懸命叫んでいます。
監督が野手に『声出せぇーコラー!』と激を飛ばすと、野手は皆いっせいに『バッチコーイ!』と大声で叫び始めるくらい一生懸命にです。
野手(守る人達)が、バッター(打つ人)に何故『バッチコーイ!』と言うのか?ですが。
この言葉の意味からして『バーター来い!』とは凄くおかしいことになります。
このままの言葉で受止めれば、『バッター俺の所に来い!』とケンカ売ってるか、あるいは呼んでいるか、になりますからね。試合中に野手の所にバッターを呼んでしまったら試合になりませんし、審判に怒られます。
ですから『バッター来い!』と言う言葉の意味は、『バッター俺の所に打って来い!』という意味が正確です。
『俺の所に打ってこいや!アウトにしてやるから!!』ってな意味ですな。
でもね、いくら野手がね、一生懸命バッターに向かってね、『バッター俺の所に打って来い!』と叫んでもね、バッターからしてみればね、塁に出たい(ランナーになりたい)わけですよ。バッターが塁に出る為には野手が居ない所に打ちたいわけですよ。バッターからしてみれば『なんでオマエの所に打つしかないねん!』となる訳ですよ。
仮にね、バッターの人がね、凄く性格が悪い人でね、『じぁ~打ってやるよ!捕れるもんなら捕ってみろや!』と、いわんばかりにその野手の所に狙い打ちしてみたとしますよ?それで野手がなんなく打球を処理してバーターがアウトになったら、そのバッターは罰金もんですよ。仮にその野手がエラーしたとしても、バッターの自己満足に過ぎない訳ですよ。
まぁ状況によっては、わざとその野手に打球を取らせるようなバッティングをしたりしますが。
基本的にはそんなリスクが高い事はしないんですけどね・・・。
結構というか、かなり野球部の声出しには矛盾が多いです。
他にも、いっぱいありますね。例えば、
『さ~行こうぜぇ~!』 ・・・何処に?
『リーリーリー!』 ・・・リー?
『オエェー!』 ・・・大丈夫か?
『しゃ~すっ!』 あ?あぁ・・・『お願いします。』 ね。
『ちわぁ~!』 ・・・ハイ。こんにちわ。
『ヘイヘイヘ~イ!』 ・・・。
改めて思い出すと面白いな。
※今一生懸命野球で頑張っている野球球児や少年よ、気分を悪くさせてしまったらゴメンナサイ※
になみにオイラの高校の野球部は、このような意味の無い声出しは禁止でした。
『バッチコーイ!』と言っただけでも監督に、『お前、なんつう声出ししてんだ!意味のある声出しをしろ!!』
と怒鳴られました。その通りだよ監督・・・。