DEMOsaと言うイベントを見てきた。
これはMOSAと言う団体が開催したイベントで、
今回が第一回という事だった。
感想としては、
前日の同窓会を途中で帰ってきてまで見る価値あった!
すごく面白かったっす。
プログラムは上記リンク先に書いてあるとおりなのですが、
自分は”箸”をデザインするプロジェクトから以降全部見たのですが、
面白い話を聞くと言うだけでなく、
素晴らしいアイデアや、プロダクトがあって、
いろいろと新鮮な体験でした。
中でも面白かったものをいくつか。
・顔に特化したスライドショーソフト
これは、タイトルのとおりで、
モデルの顔を重ねていくスライドショーです。
写真の中の顔の目じりにポイントを合わせ、
角度などを調節して、動画として出力すると言うもの。
原理としても、ものすごく理解しやすく、
かつ、見ていて面白かった。
プレゼンでは、「成長走馬灯」と言う、
モデルの成長していく姿の写真を、
モデルの顔に着目させていくものを見たが、
どれがモデルなのかわかりやすく、
モーフィングも自然で見心地がよかった。
・明るい場所で鮮明なプロジェクター画像を実現した高効率スクリーン
これはなかなか凄い発明だと思った。
通常のスクリーンや壁などにプロジェクターの映像を投影すると、
どうしても光が散乱してしまって色が薄くなってしまう。
ところが、このスクリーンを使うと、
プロジェクターの光を正面に返し、
照明の光を外に逃がすらしく、
とても鮮明な映像を映すことが出来る。
実際にプレゼンのときに小型のスクリーンを見たのだが、
色の濃さが段違いで、会場からも「おぉー」と声が上がった
プレゼンターの橋本さんの話によると、
近くで見ると画面のドットまで映し出せるという。
近い将来、さまざまなプレゼンテーションのスクリーンが
このスクリーンに置き換わる日が来るかもしれない。
また、これはネットで一般販売もしており、
家庭のホームシアターにも利用できると言う。
さすがにTV並みにはいかないかもしれないが、
プロジェクターでホームシアターを組むには最適のスクリーンだろう。
・「書き味」をソフトウェアで実現する『味ペン』
これは今回注目してたプレゼンのひとつ。
小さいころ習字を習ってた自分にとって、
PCのタブレットに、「筆のようなペン」があれば・・と思っていた。
この「味ペン」は、普通のタブレットでそれを実現するソフトだ。
タッチペンのペン先に複数の時間の異なるディレイを持たせ、
それが筆に見立てた書き味を実現すると言うものだ。
実演の時の動きを見ても、本当に筆で書いているような動きで、
これを見て、これからは筆や墨を使わない、
「コンピュータ書道」なんてのが出来るんじゃないかと感じた。
・科学教材の企画開発について
・雑誌の付録はしおりの延長。
・風船面白い。
・ショーケース・オブ・ヒマナイヌ
個人的に、今回のメインプレゼン。
短い時間の中で、ヒマナイヌが手がけてきた4つのプロジェクトの紹介。
まずLifeSlice
これは、デジカメを首に下げ、
5分ごとに自動で撮影をして、
カメラを意識せずに写真を残せると言うもの。
「楽しいときほど写真が残っていない」
「楽しいときにはカメラの存在を忘れてしまう」
LifeSliceはそんな楽しい時間を写真に残してくれる。
次に、Howdy?
これは面白いカメラ
両手の親指と人差し指で四角いフレームを作った形
そんなイメージのカメラで、
カメラ本体に四角い空洞?が空いていて、
モデルと撮影者が、目が合った状態で写真が取れる。
しかも、両面にレンズがついていて、
撮影者もモデルになる。
ヒマナイヌ内の、Howdy?のページを見てもらえば、どんなものなのか良くわかると思う。
全く今までの常識を変えるカメラだと思う。
次はPodWalker
PodWalkerは、自分もiPodに入れているが、
PodCastで道案内をすると言うものだ。
たとえば、A地点からB地点まで、と言った場所の紹介や、
A街をぐるっと紹介すると言ったウォークスルー型などがある。
これはまさに「耳で見る地図」であり、
プレゼン内で、例えば、会社のHPのアクセスに載せては。
とあったが、これがあると本当に便利ではないかと感じた。
地図は苦手な人もいるだろうが、
声で説明を受けながら目的地へ行けるPodWalkerは、
GoogleMapなどとあわせたマッシュアップでさらに利便性が向上しそうだと感じた。
最後にPlayListTV
これはYouTubeのプレイリストの機能と、
エンベッドの機能を生かしたもので、
シームレスに連続で複数の動画を流せる、
それを動画の紹介などに利用すると言うものだった。
デモとして、ヒマナイヌの日常洋画劇場と言う名で、
映画のレビューを行い、その後にYouTubeにある、
映画の予告編に移ると言うものを紹介していた。
自分も、プレゼンを聞くまで、このPlayListTVについては良くわかっていなかったのだが、
知ってみると、これはYouTube側も本来こういう使い方をさせるために
PlayListやエンベッドの機能を作っていたのではないかと感じるくらい
巧みな使い方だと感じた。
プレゼンの内容も終始わかりやすく、
画面の切り替えや、話し方も、とても巧く、
時間こそやや足りなかったが、自分の見た中では今回一番のプレゼンだった。
・創造の秘部に迫るアプリケーション『TypeTrace』
これも、見ていてなかなか面白いと感じた。
このTypeTraceというソフトは、
キーボードから入力した時間や、誤字まで、
一切合財記録して、
それを再現すると言うものだ。
だから、例えば、このブログで今入力しているときに、
「このブログ」と打とうとしたら「此農夫ろぐ」と誤変換されてしまった
などと言うのが動画のように見れるというものだ。
これを使って例えば、作家がPCでどのように文章を打ったかなど、
読者にとって興味のある部分を見ることが出来る。
これにより、作者側と読者側との新たな駆け引きが生まれるのではないかと言う。
例えば、作者が入力時に時間がかかれば、
読者は「あ、作者が悩んでるのかな」と感じるだろうし、
入力する側が、意図的にそういうような入力も出来るだろうと言う。
まさに行間を読むと言うことが映像として記録できるようになる。
・GigaPan:超高解像度VRパノラマの可能性
これはまた面白いハードだと思った。
これは、一般的なデジタルカメラを使い、
自動で複数舞の写真を撮影し、繋ぎ合わせて一枚の写真のようにしたもの、と言った感じだろうか?
その1枚写真は、ビューアー上でかなりの拡大率までズームできる。
それこそ、カメラの性能の限界までだろうか。
GoogleMapsのサテライト画像を、普通の風景写真で撮影すると創造してもらえば早い。
ハードウェア的にも面白いつくりで、
シャッターを機械が押すような作りになっているらしい。
その単純な作りのおかげで、サイズさえ満たしていれば、
ほとんどのデジカメで利用できると言う。
現在ベータテストで、プレゼンターの大谷さんが実機を持ってきていたが、
280ドルで購入したのだと言う。
発売になったとしてもそれほど差が無く売られるだろうと言うことなので、
そのうち手にしてみたいと思った。
とまぁ、いくつか簡単に紹介しただけでも、
この量の文章になってしまうほど、内容が濃くて面白かった。
あと、これはDEMOsaとは関係ないが、
会場が、六本木の東京ミッドタウンという場所だったのだが、
凄く近代的で、一人で中の会場を探すときはドキドキものだったw
ああいう場所をデートスポットとかにするといいんだろうねぇ。とか思った。
これはMOSAと言う団体が開催したイベントで、
今回が第一回という事だった。
感想としては、
前日の同窓会を途中で帰ってきてまで見る価値あった!
すごく面白かったっす。
プログラムは上記リンク先に書いてあるとおりなのですが、
自分は”箸”をデザインするプロジェクトから以降全部見たのですが、
面白い話を聞くと言うだけでなく、
素晴らしいアイデアや、プロダクトがあって、
いろいろと新鮮な体験でした。
中でも面白かったものをいくつか。
・顔に特化したスライドショーソフト
これは、タイトルのとおりで、
モデルの顔を重ねていくスライドショーです。
写真の中の顔の目じりにポイントを合わせ、
角度などを調節して、動画として出力すると言うもの。
原理としても、ものすごく理解しやすく、
かつ、見ていて面白かった。
プレゼンでは、「成長走馬灯」と言う、
モデルの成長していく姿の写真を、
モデルの顔に着目させていくものを見たが、
どれがモデルなのかわかりやすく、
モーフィングも自然で見心地がよかった。
・明るい場所で鮮明なプロジェクター画像を実現した高効率スクリーン
これはなかなか凄い発明だと思った。
通常のスクリーンや壁などにプロジェクターの映像を投影すると、
どうしても光が散乱してしまって色が薄くなってしまう。
ところが、このスクリーンを使うと、
プロジェクターの光を正面に返し、
照明の光を外に逃がすらしく、
とても鮮明な映像を映すことが出来る。
実際にプレゼンのときに小型のスクリーンを見たのだが、
色の濃さが段違いで、会場からも「おぉー」と声が上がった
プレゼンターの橋本さんの話によると、
近くで見ると画面のドットまで映し出せるという。
近い将来、さまざまなプレゼンテーションのスクリーンが
このスクリーンに置き換わる日が来るかもしれない。
また、これはネットで一般販売もしており、
家庭のホームシアターにも利用できると言う。
さすがにTV並みにはいかないかもしれないが、
プロジェクターでホームシアターを組むには最適のスクリーンだろう。
・「書き味」をソフトウェアで実現する『味ペン』
これは今回注目してたプレゼンのひとつ。
小さいころ習字を習ってた自分にとって、
PCのタブレットに、「筆のようなペン」があれば・・と思っていた。
この「味ペン」は、普通のタブレットでそれを実現するソフトだ。
タッチペンのペン先に複数の時間の異なるディレイを持たせ、
それが筆に見立てた書き味を実現すると言うものだ。
実演の時の動きを見ても、本当に筆で書いているような動きで、
これを見て、これからは筆や墨を使わない、
「コンピュータ書道」なんてのが出来るんじゃないかと感じた。
・科学教材の企画開発について
・雑誌の付録はしおりの延長。
・風船面白い。
・ショーケース・オブ・ヒマナイヌ
個人的に、今回のメインプレゼン。
短い時間の中で、ヒマナイヌが手がけてきた4つのプロジェクトの紹介。
まずLifeSlice
これは、デジカメを首に下げ、
5分ごとに自動で撮影をして、
カメラを意識せずに写真を残せると言うもの。
「楽しいときほど写真が残っていない」
「楽しいときにはカメラの存在を忘れてしまう」
LifeSliceはそんな楽しい時間を写真に残してくれる。
次に、Howdy?
これは面白いカメラ
両手の親指と人差し指で四角いフレームを作った形
そんなイメージのカメラで、
カメラ本体に四角い空洞?が空いていて、
モデルと撮影者が、目が合った状態で写真が取れる。
しかも、両面にレンズがついていて、
撮影者もモデルになる。
ヒマナイヌ内の、Howdy?のページを見てもらえば、どんなものなのか良くわかると思う。
全く今までの常識を変えるカメラだと思う。
次はPodWalker
PodWalkerは、自分もiPodに入れているが、
PodCastで道案内をすると言うものだ。
たとえば、A地点からB地点まで、と言った場所の紹介や、
A街をぐるっと紹介すると言ったウォークスルー型などがある。
これはまさに「耳で見る地図」であり、
プレゼン内で、例えば、会社のHPのアクセスに載せては。
とあったが、これがあると本当に便利ではないかと感じた。
地図は苦手な人もいるだろうが、
声で説明を受けながら目的地へ行けるPodWalkerは、
GoogleMapなどとあわせたマッシュアップでさらに利便性が向上しそうだと感じた。
最後にPlayListTV
これはYouTubeのプレイリストの機能と、
エンベッドの機能を生かしたもので、
シームレスに連続で複数の動画を流せる、
それを動画の紹介などに利用すると言うものだった。
デモとして、ヒマナイヌの日常洋画劇場と言う名で、
映画のレビューを行い、その後にYouTubeにある、
映画の予告編に移ると言うものを紹介していた。
自分も、プレゼンを聞くまで、このPlayListTVについては良くわかっていなかったのだが、
知ってみると、これはYouTube側も本来こういう使い方をさせるために
PlayListやエンベッドの機能を作っていたのではないかと感じるくらい
巧みな使い方だと感じた。
プレゼンの内容も終始わかりやすく、
画面の切り替えや、話し方も、とても巧く、
時間こそやや足りなかったが、自分の見た中では今回一番のプレゼンだった。
・創造の秘部に迫るアプリケーション『TypeTrace』
これも、見ていてなかなか面白いと感じた。
このTypeTraceというソフトは、
キーボードから入力した時間や、誤字まで、
一切合財記録して、
それを再現すると言うものだ。
だから、例えば、このブログで今入力しているときに、
「このブログ」と打とうとしたら「此農夫ろぐ」と誤変換されてしまった
などと言うのが動画のように見れるというものだ。
これを使って例えば、作家がPCでどのように文章を打ったかなど、
読者にとって興味のある部分を見ることが出来る。
これにより、作者側と読者側との新たな駆け引きが生まれるのではないかと言う。
例えば、作者が入力時に時間がかかれば、
読者は「あ、作者が悩んでるのかな」と感じるだろうし、
入力する側が、意図的にそういうような入力も出来るだろうと言う。
まさに行間を読むと言うことが映像として記録できるようになる。
・GigaPan:超高解像度VRパノラマの可能性
これはまた面白いハードだと思った。
これは、一般的なデジタルカメラを使い、
自動で複数舞の写真を撮影し、繋ぎ合わせて一枚の写真のようにしたもの、と言った感じだろうか?
その1枚写真は、ビューアー上でかなりの拡大率までズームできる。
それこそ、カメラの性能の限界までだろうか。
GoogleMapsのサテライト画像を、普通の風景写真で撮影すると創造してもらえば早い。
ハードウェア的にも面白いつくりで、
シャッターを機械が押すような作りになっているらしい。
その単純な作りのおかげで、サイズさえ満たしていれば、
ほとんどのデジカメで利用できると言う。
現在ベータテストで、プレゼンターの大谷さんが実機を持ってきていたが、
280ドルで購入したのだと言う。
発売になったとしてもそれほど差が無く売られるだろうと言うことなので、
そのうち手にしてみたいと思った。
とまぁ、いくつか簡単に紹介しただけでも、
この量の文章になってしまうほど、内容が濃くて面白かった。
あと、これはDEMOsaとは関係ないが、
会場が、六本木の東京ミッドタウンという場所だったのだが、
凄く近代的で、一人で中の会場を探すときはドキドキものだったw
ああいう場所をデートスポットとかにするといいんだろうねぇ。とか思った。