最近、Web2.0だとかSNS、CGMと言った、
インターネットの本をよく読んでいて、
また、実際にインターネットに触れていて、
ネットの凄さをつくづく実感するのだが、
そんな中、何を思ったのかふと考え付いた。
『「ネット上、SNSやブログ、掲示板などで
○年○月○日~□日に、みんなで銀行に預けている、
全財産を引き落とそう。」
って、大々的に呼びかけたりしたらどうなるか?』
日本経済破綻、いや世界恐慌とかまでありえるんじゃないか?
まぁあくまでワーストケースとして。
銀行の運用する資金って、確か定期預金とかだよね、
それを一気に失えば銀行は機能が停止まで行かずとも大打撃にはなる。
しかも、そうなるとネットで世界に向けてあらかじめ予告(呼びかけ)してある。
そうなれば、投資家は現実的には起こりえないと思っても、
万一のために売りに走る。 = 株価下落。
株価の下落を数値として見て、さらに危機感があおられ、売り注文が増加。
結果、株価暴落。
今の日本市場の暴落は世界経済にも大きな打撃を与える。
その結果、世界恐慌・・・とまで行くと話が飛躍しすぎな感じもするけど。
バーチャルで動いているマネーが、現実のマネーに換わった(引き落された)だけで、
いや、むしろ、ネットでの呼びかけだけで、世界が変わる可能性はゼロじゃない。
もっとも、現実的に考えて、その成功率は限りなくゼロに近いとも思うけど。
日本の転覆でも図ろうと言うのならまだしも、
そんなことをやって何の特にもならないし、
なにより、ネット上の特性を考えれば、
そのような自体を予期した多くのユーザがそれを阻止するだろう。
呼びかけには呼びかけを。
その行為の波及効果を説いたり、行わないように促したり。
また、銀行もそれだけの対応は不可能だろうし、
ウェブでの呼びかけの場合、そこまで危険な思想を起こせば、
プロバイダから規制がかかったりするだろう。
とか、そんなくだらないことを考えていた。ここ最近。
成功率が低いなぁ。と思ったからには、
じゃぁどうすれば成功率が上がるか、考えてみた。
まず、仮にこの作戦をSARU作戦と名づけて、
SARU作戦が成功したとして、下がる株価は、
価値が下がったからではなく、意識的な問題、
つまり逆バブルだ。
必ず復調する見込みがある。
そう考えると、投資家はその反発を狙うため、
まずは前段階としてSARU作戦に乗っかる。
って事は無いかな?
だめだ。そんな事じゃ確率には影響しない。
では、これを全世界で展開したらどうか。
WorldWideSARU作戦。略してWWS作戦!
母集団が大きくなる分、その被害は無視できなくなる。
人々は、ここで「囚人のジレンマ」と呼ばれるような状況に置かれる。
・まず、人々がWWS作戦に乗らず、経済的影響も出ないまま終わる、WWS作戦失敗パターン。
このパターンになるには、誰もお金をおろさないことだ。
・第2に、WWS作戦が中途半端に起こり、銀行の機能停止など、一時的な経済影響も出るが、
復帰も出来るレベル、つまりさっきで言う逆バブル利益を得る可能性があるパターン。
このパターンになるには、全体として一部の人間がお金を下ろし、自分もお金を下ろしている必要がる。
・第3のパターンは、第2のパターンとほぼ同じだが、逆バブル利益を得られない。
つまり、自分はお金を下ろさなかったパターン。
・最後のパターンは、多くの人がお金を下ろし、結果経済破綻を迎えてしまうワーストケース。
この場合の利益を得るパターンは、割と簡略(テキトー)に考えてるのだが、
銀行から下ろしたお金は証券会社などに預けておき、
下落したときすぐにお金を動かせるかどうかと言うことで仮定している。
この4パターンから、自分がどういう行動に走るかを考えたとき、
人間はみな利己的なので、
「もし、自分がお金を下ろさなくて、他の人がおろしたら、
他のやつらが得をし、相対的に自分は損をする。
それならば、お金を下ろしたほうが良い。」
と、考えやすい。
これを論理的に解釈すると、
「自分がお金を下ろさなかったときのMAX(良いとき)は何も起こらない。
MIN(悪いとき)は、相対的に損をする。
自分がお金を下ろしたときのMAXは、得をする。
MINは、全員が損をする。つまり相対的には変わらない。」
それならば、マクシマックスの戦略をとり、自分はお金を下ろす。
と言う解釈になる。
しかし、それを全員がやってしまうと結果は経済破綻が待っている。
そこで、ミニマックス(マクシミン)の戦略をとったり、
ラプラス、ハーヴィッツ、リグレット・ミニマックスなどをとる人も現れるでしょう。
でも、実際に定量化された指数も無く、
しかもそういった有識者も中にはいるが、
宣伝媒体として使ったインターネットには無知の大多数。
パレートの法則などで言うロングテールが多数いる。
そこを全て導くことは不可能だと言う事位は誰にでもわかる。
ならば、パターン1になる確立は薄れる。
それならば少しでも自分の利益のため・・・
結局、利己的な考え方にいたった場合、
経済破綻へ手を貸す結果になる。
そこまで考えると、
あとは規制や法規的措置、銀行の物理的処理能力さえどうにかなれば、
確率は少し上がってきたような気がする。
仮に、現実にSARU作戦が起こったとして、
俺はお金を・・・
おろしますん。(どっちだ
インターネットの本をよく読んでいて、
また、実際にインターネットに触れていて、
ネットの凄さをつくづく実感するのだが、
そんな中、何を思ったのかふと考え付いた。
『「ネット上、SNSやブログ、掲示板などで
○年○月○日~□日に、みんなで銀行に預けている、
全財産を引き落とそう。」
って、大々的に呼びかけたりしたらどうなるか?』
日本経済破綻、いや世界恐慌とかまでありえるんじゃないか?
まぁあくまでワーストケースとして。
銀行の運用する資金って、確か定期預金とかだよね、
それを一気に失えば銀行は機能が停止まで行かずとも大打撃にはなる。
しかも、そうなるとネットで世界に向けてあらかじめ予告(呼びかけ)してある。
そうなれば、投資家は現実的には起こりえないと思っても、
万一のために売りに走る。 = 株価下落。
株価の下落を数値として見て、さらに危機感があおられ、売り注文が増加。
結果、株価暴落。
今の日本市場の暴落は世界経済にも大きな打撃を与える。
その結果、世界恐慌・・・とまで行くと話が飛躍しすぎな感じもするけど。
バーチャルで動いているマネーが、現実のマネーに換わった(引き落された)だけで、
いや、むしろ、ネットでの呼びかけだけで、世界が変わる可能性はゼロじゃない。
もっとも、現実的に考えて、その成功率は限りなくゼロに近いとも思うけど。
日本の転覆でも図ろうと言うのならまだしも、
そんなことをやって何の特にもならないし、
なにより、ネット上の特性を考えれば、
そのような自体を予期した多くのユーザがそれを阻止するだろう。
呼びかけには呼びかけを。
その行為の波及効果を説いたり、行わないように促したり。
また、銀行もそれだけの対応は不可能だろうし、
ウェブでの呼びかけの場合、そこまで危険な思想を起こせば、
プロバイダから規制がかかったりするだろう。
とか、そんなくだらないことを考えていた。ここ最近。
成功率が低いなぁ。と思ったからには、
じゃぁどうすれば成功率が上がるか、考えてみた。
まず、仮にこの作戦をSARU作戦と名づけて、
SARU作戦が成功したとして、下がる株価は、
価値が下がったからではなく、意識的な問題、
つまり逆バブルだ。
必ず復調する見込みがある。
そう考えると、投資家はその反発を狙うため、
まずは前段階としてSARU作戦に乗っかる。
って事は無いかな?
だめだ。そんな事じゃ確率には影響しない。
では、これを全世界で展開したらどうか。
WorldWideSARU作戦。略してWWS作戦!
母集団が大きくなる分、その被害は無視できなくなる。
人々は、ここで「囚人のジレンマ」と呼ばれるような状況に置かれる。
・まず、人々がWWS作戦に乗らず、経済的影響も出ないまま終わる、WWS作戦失敗パターン。
このパターンになるには、誰もお金をおろさないことだ。
・第2に、WWS作戦が中途半端に起こり、銀行の機能停止など、一時的な経済影響も出るが、
復帰も出来るレベル、つまりさっきで言う逆バブル利益を得る可能性があるパターン。
このパターンになるには、全体として一部の人間がお金を下ろし、自分もお金を下ろしている必要がる。
・第3のパターンは、第2のパターンとほぼ同じだが、逆バブル利益を得られない。
つまり、自分はお金を下ろさなかったパターン。
・最後のパターンは、多くの人がお金を下ろし、結果経済破綻を迎えてしまうワーストケース。
この場合の利益を得るパターンは、割と簡略(テキトー)に考えてるのだが、
銀行から下ろしたお金は証券会社などに預けておき、
下落したときすぐにお金を動かせるかどうかと言うことで仮定している。
この4パターンから、自分がどういう行動に走るかを考えたとき、
人間はみな利己的なので、
「もし、自分がお金を下ろさなくて、他の人がおろしたら、
他のやつらが得をし、相対的に自分は損をする。
それならば、お金を下ろしたほうが良い。」
と、考えやすい。
これを論理的に解釈すると、
「自分がお金を下ろさなかったときのMAX(良いとき)は何も起こらない。
MIN(悪いとき)は、相対的に損をする。
自分がお金を下ろしたときのMAXは、得をする。
MINは、全員が損をする。つまり相対的には変わらない。」
それならば、マクシマックスの戦略をとり、自分はお金を下ろす。
と言う解釈になる。
しかし、それを全員がやってしまうと結果は経済破綻が待っている。
そこで、ミニマックス(マクシミン)の戦略をとったり、
ラプラス、ハーヴィッツ、リグレット・ミニマックスなどをとる人も現れるでしょう。
でも、実際に定量化された指数も無く、
しかもそういった有識者も中にはいるが、
宣伝媒体として使ったインターネットには無知の大多数。
パレートの法則などで言うロングテールが多数いる。
そこを全て導くことは不可能だと言う事位は誰にでもわかる。
ならば、パターン1になる確立は薄れる。
それならば少しでも自分の利益のため・・・
結局、利己的な考え方にいたった場合、
経済破綻へ手を貸す結果になる。
そこまで考えると、
あとは規制や法規的措置、銀行の物理的処理能力さえどうにかなれば、
確率は少し上がってきたような気がする。
仮に、現実にSARU作戦が起こったとして、
俺はお金を・・・
おろしますん。(どっちだ