今日はちょこっとFireFoxのお話。

FireFoxとは、いわずと知れたInternetExplorerの次にシェアが高いウェブブラウザだ。


InternetExplorer(以下IE)はMicrosoft(以下MS)の独自のWebブラウザで、

Tridentと言うHTMLのレンダリングエンジンを搭載し、、

ActiveXと言うMS独自のスクリプトが実行できる。

Windowsの標準搭載ブラウザと言うこともあって、

利用者のシェアが最も高い。


それに対するFireFoxは、

Mozillaという団体によりオープンソースで開発されており、

Netscapeと共同利用のために作られたGeckoと言うレンダリングエンジンで動く。

スクリプトはActiveX以外はほぼ動作し、

オープンソースで開発されているため、

UNIXなどと同様にセキュリティホールが枯れやすい。


そして、IE(バージョン6以下の)と比べて大きな差が、タブブラウザと言うこと。


ただ、タブブラウザ自体は、LunaScapeやらスレイプニルやらもあるし、IE7もタブブラウザだ。

単純にタブブラウザを使いたいと言うのなら、スレイプニルやIE7の方が、

使い慣れたIE系(Tridentのレンダリング)の画面で使えるので良いだろうし、

LunascapeならGecko・Trident両方使える。


では、FireFoxの一番の利点は何か。

俺が思うに、豊富なプラグイン(拡張機能)やアドオンだと思う。

オープンソースのため、一般のユーザも簡単にプラグインの開発ができる。

そこがFireFoxユーザの一番 重要視するところではないだろうか。


自分も、FireFoxをインストールする際には、

・IETab

・FoxyTunes

・GoogleToolBar for FireFox

・Noia 2.0(eXtreame) (アドオン)

を必ず入れている。


IETabは、ブラウザ上のボタンひとつで、現在表示中のページを、

GeckoのレンダリングからTridentのレンダリング(IEのページ)に開きなおしてくれる。

(この新しく開く際、現在のタブに開くか、新しいタブで開くかや、
特定のURLは常にIEページとして開く、などの設定もできる。)


FoxyTunesは、iTunesやWinamp、MediaPlayerなどで音楽を聴きながらWebを見ているとき、

ブラウザ上のツールバーからプレイヤーを操作できる。

操作できるプレイヤーの種類も多く、設定も細かくでき、アートワークも表示できると言う優れもの。


GoogleToolBarは、FireFoxに標準で検索バーは付いているし、

検索エンジンをGoogleに設定することもできるのだが、

標準の検索バーだと、検索結果を現在開いているタブに表示してしまう。

これが厄介で、ブログ更新中などに、ちょっと調べ物・・・なんてやると、

更新中のページから移動してしまい、書いた文がパーになる。

しかし、GoogleToolBarは検索結果の表示先を変えることができる。

また、検索の機能も標準のものより豊富になっている。


Noiaは表示のスキンだ。

標準のFireFoxの見た目があまり好きじゃないので入れている。



vi21

これがそれらを入れたFireFoxの画像。

慣れるとかなり使い勝手が良いです。



あとはFireFoxのみならず、色々なブラウザに言えるけど、

ショートカットを覚えると結構快適に使えると思う。

たとえば、タブブラウザなら、マウスのスクロールボタンでリンクをクリックすれば、

リンク先を新しいタブに開くことができるし、

ほとんどのブラウザが共通で、ctrl + F はページ内検索。

ctrl + D はブックマークに追加、F11キーはブラウザ全画面表示など。




GUIはどんどん使い勝手が良くなってうれしい限りですね。