久々卒研ネタ


はい。先週から以前のネットワークに、

catalystスイッチ2950を入れて追加して、

VLANを組むという事になりました。


VLAN自体はCCNAで言うとカリキュラム3の所で、

国家試験でも用語レベルでは出てきていて、

ある程度知ってるつもりでしたが、

実際やってみると3%もわかってなかったと感じた今日この頃。


まず、VLANとは、VirtualLAN(バーチャルLAN)というもので、

物理的に離れた場所の機器同士を同一LANのように動かすものです。

例えば、ビルのフロアの違う所に、同じ部署が配置されている、などといった場合、

同じ部署を同一LANにするには、LANケーブルをフロア越しに延ばすか、VLANを使うか、と言った話です。


で、それを実際に組む場合どうするか、

まずは機器の配置から考えなくてはいけません。


VLAN1

とりあえず、こういう形で組むことになりました。

ただ、ルータにイーサネットポートが一つしかなく、

学校に拡張ポートがないと言うことなので、

ルータからバカチョンHUB、HUBからスイッチという接続になっています。


上の図で、縦並びは見ての通りVLANのグループですが、

横の並びは、それぞれフロアや部屋だと思ってください。

下から1階2階3階で、フロアは違うし、繋がってる機器も違うけど、縦に同じLANだと。


デバイスの配置が決まったら、次はIPアドレスの設計です。

見ての通り、スイッチはルータの下にぶら下がってる配置なので、

ルータ以下で一つのブロードキャストドメイン、一つのネットワークです。

なので、クラスCなら24ビットマスク、クラスBなら16ビットマスクで、

その残りの8ビット・16ビットをCIDR等クラスレスのIPに切る必要があります。


私たちの卒研グループは、クラスCで、192.168.1.x ネットワークとして設計。

フロア1から192.168.1.8/29 ・ 192.168.1.16/29 ・ 192.168.1.24/29 ネットワークにし、


ルータのポートを192.168.1.1/24と言う風にしようと考え中。
(未だルータは繋がず、HUB・スイッチの構成なので、上手くいくかは不明)

とりあえず、現時点では、HUB・スイッチでVLANを組んで、

同じフロア同士では通信は出来ず、VLAN同士では通信可能と言う設定です。

ちなみにスイッチのVLANのやり方はポートごとのスタティック、

非常に面倒ですが、一番手の付けやすい設定でもあります。


個人的には、最終的に、MACアドレス対応のDHCPを付けて、

どのポートにさしても、マシンを認識して、

VLANのグループに合ったIPを振れるようにしたいな、と思ってるけど、

チョー難しそうなので今回の卒研期間中には難しそうかな?