ドラえもん、道具レビュー第4弾。

デンデンハウス

説明

「爆弾でもこわれないほど頑丈にできており、この中に入ってしまえば、外で何があっても大丈夫。中での生活は快適!」


大きさについては、お尻にくっつけて使うとwikiに書いてあった。

思っていたよりずっと小さいなぁ。

でも、爆弾でも壊れないと言うからには、あまり大きくないほうがいいのかもしれない。

物理的に大きいと、爆弾が直撃する可能性も高くなるし、

隔壁の厚さも、爆弾をガードするからには、チタン合金で数十センチは欲しい、

そうなると、あまり大きいと重すぎて持てなくなるし、

逆に軽ければ、爆弾を浴びても、壊れる前に風圧で吹っ飛ぶだろう。



問題はそんなものの中にどうやって入るかだ。

不可能物体パズルには、ペットボトルの中に、その蓋を入れると言うものがある。

飲み口の大きさより大きい蓋を入れる方法があるらしい。

これはセロがマジックでもやっていたし、結構有名なものだ。

しかし、

500mlペットボトルに、1.5lペットボトルを入れる不可能物体パズルはありえない。

文字通り不可能だからだ。


wikiの説明によると、中は圧縮空間で出来ているとある。

仮に空気は圧縮できたとして、(液状になる可能性が高いが)

水は圧縮できないと思う。


水は他の物体と決定的に違う特性があって、

水蒸気 → 氷 → 水

の順に体積が小さくなる。


普通の物体は

気体 → 液体 → 固体

の順に体積が小さくなるのが一般的だ。

これはロウソクなんかを思い出してもらえばわかると思う。


だが、水だけは、

気体→液体で1/1650に体積が縮小。

液体→固体で110%体積が伸張する。

そして人間の体は60%が水で出来ているので、

半分の大きさに縮小しようと思ったら、30%の水分を排出しないといけない。

そして元に戻る際、その分水分を補給する必要がある。

体重70kgの人間なら21kgだ。


縮小空間に何かしらのテクノロジーで入れたとして、

そこから出るためには21kgの水分を摂取しなくてはいけない。

人間の通常の水分摂取量は1日あたり2.5lだ。

そう考えると、デンデンハウスから出ようと思ったら、約8日分の水分を摂取しなくてはいけない。

しかし、人間は一度に大量の水分を摂取しようとすると、

吸収効率が著しく低下するらしい。

一度に摂取する量は200ml程度が適切なようだ。

とすると、コップで105杯分を時間をかけて摂取しなくてはいけない。

15分ローテーションで摂取したとして、約1日かかってしまう。


そんな無理をするくらいなら中から出たくないという人が出てきてもおかしくない。

そんなことになっては大変だ。

引き篭もりNEET大量生産装置になってしまう。


これも、安全且つ心地よい脱出方法を開発すると共に、

中の居住空間は外の世界より酷くしておき、

外に出たくなる仕様に設計しなおすべきだ。







次、進化退化ビーム

この道具については、作っただけで宗教問題になりそうな気が・・・

なんと言っても、人間の体そのものを操作するわけだし・・・

神への冒涜云々言われそうだが、

しかしそれを考えると、ドラえもんのそれ自体がロボットだし、

神の作ったものじゃない云々言われるはず・・・

それが無いって事は、22世紀では暗黙のうちに認められているのかな?


せっかく考えなくていいかな?と思ったのに・・・

仕方ないから少しくらい考えよう。


とは言え、バイオテクノロジーやらはあまり得意分野ではない、と言うより全くわからない。

もともと自分商業系→IT系だし・・・

ぶっちゃけると、科学の分野だって本来全然知らなかったりする。

まぁその上で頭をひねってみるとしよう。


この場合、遺伝子を操作するとかのLvじゃダメなはず、

なにせ今生きている生物そのものを変化させるわけだからだ、

人間の進化形がどんなかわからないけど、

とりあえずバイオレーザーとか使って細胞質とかを変化させて、

細胞誘導させたりして新たな形に整形すればいいのかな?


とすると、進化退化ビームのビームはバイオレーザーか?

てか、ビームとかにするなっての!

スモールライト同様の問題が・・・



して、こんなもん商品化して、面白がって何回もやったりしたら、

流石に細胞が耐えられなくなっていずれ死ぬだろう。




この道具も、根本から考え直さないといけなさそうです。


次回

タイムベルト

ガリバートンネル


もうそろそろ嫌になってきたぁ・・・w