ドラえもん道具レビュー第2弾


今日は、未来テレビから。


だからタイムマシンが出来なきゃ無理だと何度言えば・・・



っと、まぁ待て、

この道具は未来を見ることの出来ると言っても、

あくまでテレビだ。

バーチャルだ。


これはあれだ、

この道具に求められるであろう機能は、

「その人が未来に何をやっているか」ではなく、

「その人の未来にどんな危険(リスク)があるか」だろう、


つまりリスク分析(←今日学校で習ったから使いたい。)

その人の性格や行動パターンから、

その人にどんな危険が伴うかを、

バーチャル映像として自動生成し、

それを見せてくれれば良いわけだ。


そうなると、使用者は使用する際、詳細且つ厳密な性格検査や身辺調査のチェックシートに答え、それを機会にインプットし、さらに使用者の行動範囲の衛星写真などによる地図を取得し、具体的なリスクを伴う箇所を限定、そして発生確率・リスクの強度等から、本人に知らせるべきリスクを映像として生成し、本体のディスプレイに写せば良いわけだ。


おぉ、こう考えると実現可能な気がしてきた。


ただ、

そんな道具を作ったところで売れるのかどうか、

実現が可能そうなだけに、ちょっと現実的に考えてみると、

本体を構成するハードウェアは、見た目から想像すると、

ディスプレイとマシン本体と思われる土台の部分だ。

現在の感覚でこれを考えると、

ディスプレイ4~5万程度、

本体のほうは、スペックもちょっと考えてみないといけない。

リスクの分析は良いだろう、今考えられるスペックで十分に事足りると思う。

だが、映像の自動生成を考えると、結構なスペックが求められそうだ。

てか、チェックシートで読み込むと考えるとOMRが必要になる。

そこは本体についてるボタンらしきものでチェックに回答するとしよう。


てか、この道具(もといドラえもんの道具全般に)電源コードが無い。

バッテリーは電池だろうか?

等、考えるとハードウェアだけで相当金がかる。


ってかそれ以上にソフトウェアに金がかかりそうだが、

ひとつ気になったのが、

上記の構成要素から考えて、

普通にノートパソコンを使えばいいと思う。

なぜ、わざわざ新たなハードウェアを作らなくてはいけないのか。

あんな特殊な形のハードウェアを作るとなると、

そのために製造する工場や製造ラインの設備を整えなくては・・・

そのための投下資本を回収するだけの売り上げをこの製品で本当に上げられるか・・・


と言うことで、未来テレビをの製造をご検討中の方は、

見込める収益と、そのための投資額をしっかり検討し、

ノートパソコン用のソフトウェアとしての開発に留めて置くのがいいと思います。


製品の構想段階に欠陥が多いのはドラえもんの基本なんでしょうか?






さて、次に今日は「透明マント」について。

道具の説明を見ると、

「このマントをかぶると、からだが透明になって、だれからも見えなくなる。」

とあるが、

まずは、「透明でだれからも見えないマント」自体の開発が出来なくては話にならなそうだ。

せっかくマントをかぶっても、マントが人から見えては元も子も無いからね。

おや?しかし、

「透明で誰からも見えないマント」を、「誰」が使うんだ?

と言った所に、早速欠陥を発見してしまったのだが、

仕方ないので「利用者には見えて、他の人に見えない」と言う、

ちょっと強引な制約をつけて考えてみる。


となると、タイムふろしきと同じ疑問なのだが、

なぜマントにする必要があったのか?

基本的にはみ出す事前提の設計なのか?


(つ´∀`)つおいといて


人から見えないと言うと、つまり透明人間だ。

透明人間については、本家「空想科学読本2」でも紹介されてるとおり、

不可能だ。


積んだー*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!



透明マントは構想に不備、設計に不備、科学的に無理と

三重苦でお蔵入りが決定しました。

本当にありがとうございました。



さーて次回は、

・ほんやくコンニャク

・瞬間移動潜水艦

の豪華二本立t