《スプリンクラーに野生のセキセイインコ》 



からの続き。






野生のセキセイインコだらけのモーテルにいるだけで、もうじゅうぶん楽しくて満足。

このままずっとセキセイたちがお庭のスプリンクラーでうれしそうに水浴びする姿を眺めていたかったけど、
ここまで来た本来の目的はセキセイの大群を見るため。

早く出発しないと、日が暮れてしまう。

夕方までに到着するために、ケアンズから必要最低限の休憩しかとらずに必死で走ってきたのだから。

チェックインして部屋に荷物を入れたら、早々にセキセイの大群探しに出発!





村を出て数十分も走ればもう、360度地平線の世界が広がる。


あ、有刺鉄線にオカメちゃんが!!







車のスピードを落とすと、警戒心の強いオカメちゃんたちは飛び立った。




そして、また離れた場所の有刺鉄線の上にとまった!

見事なまでに等間隔にとまって、みんなこっちを見てます。かわいすぎー♡







肝心のセキセイはというと・・・

小さな群れはあちこちで飛びまくってるねんけど。。。







この日の朝もO君が二万羽以上の大群を見たという場所や、前日に大群を見た場所など結構移動してみたけど、
やっぱり数百羽くらいの群れしかいない。




数百羽の群れでもほんまは見れたらラッキーなことなんやけど、ここまで来たら万羽セキセイを見たいやん。
現に今朝もO君は大群見てるんやし。


この木にもたくさんのセキセイがとまってるんやけど・・・大群は?数万羽もおったセキセイどこ行った??





結局、アウトバック名物?大量のハエの洗礼を受け続けてるうちに、日も暮れ始めた。




当然見れるもんやと思ってたから、ちょっとあれ??って思ったけど、
鳥はもちろん、クジラやイルカやアシカやサメ、今までいろんな野生生物に会いに行く旅を経験して学んだこと。

血眼になって、必死で探してるときには、お目当ての生物は現れない。ということ。

きっとその殺気が相手の生物にも伝わるやんと思う。

いつも、肩の力を抜いて、楽しくおしゃべりはじめたりすると現れる。

バハマで数日間船上生活しながら、イルカが見つかったら一緒に泳ぐというイルカクルーズ船に乗船したときも、
みんなで必死に双眼鏡覗いてイルカ探してるときは見つからないけど、
みんなでトランプとかして遊びはじめたら、急にイルカが出てきたりしたもんねー。






今日はここまで無事にたどり着けただけでじゅうぶん。

モーテルにもセキセイいっぱいおったし。

あんまりきばらんほうが、いい結果が待っててくれるはず。















茜色の夕日。








この日は夜7時すぎまで夕日を眺め、そのあと村に戻ってパブに夕食を食べに行ったら、
食事の提供は夜8時までらしく、そのパブでは食べることができなかった。

幸い、もう1軒のパブがまだディナー営業してくれてたので、無事に夕食にありつけました。

その日のディナースペャル、巨大なチキンカツを食べました。


モーテルの部屋に帰ってシャワーを浴びたあと、
これだけ乾燥してたら、部屋の外に出ればすぐに髪の毛乾くんちゃうん?と、外に出てみると星がめっちゃ綺麗☆

そしてその綺麗な星を眺めながら、髪をファサファサ~ってやってたら、一瞬で髪が乾いたのでした。

さすが砂漠。

砂漠バンザイ。

でも・・・髪はすぐ乾くけど、お肌はカッサカサになっちゃうんやけどねー・・・!!!



つづく・・・