もうずいぶんと遠い過去の話になってしまいましたが、去年のクリスマスイヴの話・・・

ライチョウパネル展「ニホンライチョウの危機―神の鳥を失わないために」を見るために、
はるばる岐阜大学の図書館まで行ってきました。

前日に日帰りで名古屋行って、夜遅く大阪に帰ってきて、
次の日の朝早く起きて、また岐阜まで日帰り・・・
事前に計画してたら名古屋で泊りにでもすればよかってんけど、
なんせ思いつきで動くからめちゃくちゃな行動。

クリスマスイヴに独女2人でアヴェ・マリアとか神聖な音楽を聞きながら、
2日連続で長距離ドライブしてる状況が、我ながらおもしろくなってきてゲラゲラ笑ってしまう。
完全に壊れてたなぁ。

わいわいきゃっきゃとはしゃいでたら、意外とあっという間に岐阜大学に到着。
さっそく図書館へ。




図書館ではクリスマスイヴだというのに、たくさんの学生さんが真面目にお勉強していてびっくりした。
偉いなぁ。尊敬する。
私はバイトと遊びに明け暮れた落ちこぼれ大学生だったので、
大学の図書館で勉強なんて1度もしたことなかった・・・
お父さん、お母さん、高い学費を出してくれたのに、こんな娘でごめんなさい。と
自分の人生を振り返って反省したわ。


たくさんのパネルを読んでみて、わかったことは、
ライチョウの生息地域とうちの父親(登山家)の生息(活動)地域はほぼ同じということだった。

私は山には登らないけど、子どもの頃から父に聞かされていた北ア、乗鞍、大町、松本・・・
父の三大活動地域の長野、岐阜、富山の聞き覚えのある地名ばかり。

私も小学生のころ、確か上高地でハイキングしたとき、野生のライチョウ(夏毛)を見たことあります。
当時はカメラにズームなんてついてなかったけど、
それでも普通に写真が撮れるくらい近くで見ることができました。
その当時から野生のいきものに対して強い憧れを抱いていた私は、
とても感動したことを今でもよく覚えています。

父親は今でも現役だから当然だけど、母親も50年前(!)は冬山登山もする、
バリバリの元祖・山ガールだったので、
冬毛のライチョウも何回も見たことあるそうです。


ライチョウの剥製と骨格標本、ライチョウグッズも。



ライチョウグッズなら我が家にもたくさんありますよ。
木彫りのライチョウは何羽もおるし、ぬいぐるみ、キーホルダー、ストラップ等々・・・



ほんものの卵も。






聞くとがっかりするライチョウの鳴き声。鳥っぽくないよね。





ライチョウポストカードと




ライチョウ缶バッチをいただきました。




ライチョウのことを多くの人に伝えてください。とのことでしたので、私も早速伝えました。

2歳児たちに・・・!!

先ほど書いたとおり、我が家では父親がしょっちゅうライチョウ生息地域に行き、
いつも“雷鳥の里”をお土産に買ってきてくれるのです。

“雷鳥の里”はとても美味しいお菓子で、私も大好きなのですが、
オマケ(?)に雷鳥の絵が入ってるんです。
いつも大事に置いてるねんけど、特に使い道がなかってんけど、
ペープサートを作って職場に持って行きました。

そして「ボクはライチョウだよ♪お山に棲んでる鳥さんなんだ~」
「お山の草とかお花を食べるんだよ~」とかなんとか言うと、こどもたちはかわいいお手手の上に、
目には見えないお山の草とかお花を乗せてくれて、
この“雷鳥の里”のオマケの雷鳥さんに食べさせてくれました。




お菓子のパッケージ使った私の仕事道具。
鳩サブレーの鳩、鴨サブレーの鴨、そして雷鳥の里の雷鳥!食いしん坊バンザイ。



“ライチョウ”という名前は難しくて覚えにくいよいうですが、
鳩にはお豆、鴨には水草、雷鳥は山の草花を食べているということはちゃんと覚えた、
我がクラスのかわいいこどもたちです。



ライチョウパネル展を見たあと、大学内の某研究室の優しい先生から
“ケーキを用意してありますから寄ってください”といううれしい連絡があり、
図々しくお邪魔して、ケーキをごちそうになっちゃいました。
そのあとも研究室で飼われている希少なインコや、その他の動物たちを見せてもらったり、
高そうな海外書籍などを見せてもらったりして、すっかり長居しちゃいました。




クリスマスイヴにほんま図々しくお邪魔しました・・・!!ありがとうございました。










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