4日(木曜日)。

前夜はニコが心配で全然眠れなかった。

以前、ロニーちゃんという、
はなちゃんとひなちゃんのお母さんインコの様子がおかしかったので、入院させたことがあった。

先生にあずけるとき、いつも以上にすがるような目をして甘えてくるロニーちゃんがすごく気がかりではあった。

でも様子がおかしいのは確かだったけど、きわめて深刻な状態ではなく、
入院して適切な治療をしてもらえれば、すぐに元気になって帰ってこれる、と信じていた。

でもその日の深夜、携帯が鳴った。
こんな夜中に病院からの電話。
着信画面を見たとき、一瞬にしてイヤな予感。

イヤな予感はあたってしまった。
その電話は
ロニーちゃんが亡くなってしまったことを告げる電話だった。

それ以来、誰かを入院させているとき、
携帯が鳴ると、めちゃくちゃドキドキしてしまう。


木曜日は病院が休診日のため、
こちらから病院に電話しても留守電になってしまう。

でもニコの様子が気になってしょうがない。

今ごろニコはどうしてるだろうか。
入院させたことが逆効果になって、弱りきってたらどうしよう。
こわくてパニックに陥ってたらどうしよう。

仕事中はなかなか携帯電話に出ることは難しい私のため、
先生は留守電にメッセージを残してくれることになっていた。

私は仕事中の空いた時間帯に、こそこそ隠れて留守電を聞いた。

昨日入院したあとは、移動してすぐでしんどいやろうし、っていうので点滴だけしてくださったそうだ。

今朝もあいかわらず食欲がないので、強制給餌をはじめてくれたらしい。

とりあえず、パニックでショック死することもなく入院生活を送れているようでちょっとだけ、ほんまにちょっとだけやけど安心。

そして、仕事から帰ってきた頃の時間帯に、先生はもう一度電話をくれた。

ニコちゃんのしんどい原因がいまいちはっきりしないので、
血液検査して原因を見つけたほうがこの先も安心だ、といわれたので、検査をお願いする。

前回もしんどくなって通院したときにも血液検査にチャレンジしたのだけど、そのときは採血できずに断念。

今回はうまくいくのだろうか・・・。

ほんとは私はこの日もニコちゃんに会いに行きたかったけれど、
休診日は面会できないらしく、さみしく不安な気持ちでニコを想い続けていた。


その3につづく。

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