今日は山口県美祢市の銅鉱山跡へ、鉱物観察会に行きました。
この鉱山の歴史は古く、奈良の大仏様に使われた銅はここで採掘されたものだそうです。
ここではコバルト華、灰鉄輝石、柘榴石などが観察できるとの事で、足元のズリをよく見ながら探していきます。
最初は何も見つけられませんでしたが、広範囲をよく見ていると、地面に顔をだしているピンクの石がありました。
この淡いピンクの部分が、石に含まれる輝コバルト鉱が風化して生じた二次鉱物のコバルト華だそうです。
石の中の輝コバルト鉱を見たくて割ろうとしましたが、硬くてなかなか思うように割れません。
ピンクの下の部分におそらく含まれているのですが、人力では無理でした💧残念。
他の方が持っていたのを見せて頂くと、銀色の小さな粒々として観察する事ができました。
この場所にとても多く見られたのが、灰鉄輝石(ヘデン輝石)です。