大分県国東市の姫島へ行きました。
国東半島の道の駅「くにみ」からすぐの、伊美港からフェリーに乗って渡ります。
今回の旅の目的は、もちろんジオパーク巡り。多様な地層の崖や、黒曜石、溶岩など、島全体が日本ジオパークに認定されていると聞き、楽しみにして来ました。
フェリー乗り場の前の土産物店でレンタサイクルを借り、まずは島の南側の海岸線を東へ移動します。
姫島海水浴場はオフシーズンで人がいませんでしたが、長い砂浜はきれいで施設も整っており、夏に訪れるのに最高だと思います。
遠くには国東半島の山々が見えました。
海食崖、通称「鷹の巣」です。
ボコボコと空いているくぼみにハヤブサが巣を作るので、こう呼ぶそうです。
島の海岸線のいたるところで、むき出しの崖を見ることができます。
地層の縞模様がはっきり見えます。
大海(おおみ)のコンボリュートラミナです。
写真の中ほどに、ポコポコと波打ったような模様があるのがそれです。
地震等の揺れが加わったことで地層が流動化し、層が乱されてこのような模様になったということですが、この層だけがこうなっているのが面白いです。
大海の褶曲構造です。
もとは水平だった地層が、火山活動により右上方に大きく曲がっています。
特産のエビの養殖場が広がっています。
島東端の姫島灯台のある山のふもとから西側を望む。
手前が金火山、奥が矢筈岳です。
灯台は坂がきつくて今日は断念。もう日が暮れそうなので、また明日です。
(2日目につづく)