今日は山口県美祢市の銅鉱山跡へ、鉱物観察会に行きました。

この鉱山の歴史は古く、奈良の大仏様に使われた銅はここで採掘されたものだそうです。


ここではコバルト華、灰鉄輝石、柘榴石などが観察できるとの事で、足元のズリをよく見ながら探していきます。

最初は何も見つけられませんでしたが、広範囲をよく見ていると、地面に顔をだしているピンクの石がありました。


この淡いピンクの部分が、石に含まれる輝コバルト鉱が風化して生じた二次鉱物のコバルト華だそうです。

石の中の輝コバルト鉱を見たくて割ろうとしましたが、硬くてなかなか思うように割れません。

ピンクの下の部分におそらく含まれているのですが、人力では無理でした💧残念。

他の方が持っていたのを見せて頂くと、銀色の小さな粒々として観察する事ができました。

この場所にとても多く見られたのが、灰鉄輝石(ヘデン輝石)です。


繊維状にキラキラと光を反射しています。

それから、孔雀石、黄鉄鉱、斑銅鉱。


アズライトは、私は見つける事ができませんでした。

黄銅鉱の黄色がきれいです。

帰る直前にやっと、柘榴石を見つけました。


粒立ちはあまり良くありませんが、とりあえず見つけられて良かったです。

もう一つコバルト華。



コバルト華は粉状に石に付いているので、指で擦ると簡単に取れてしまいます。


台風の影響は全くなく、観察会が行われたのは良かったですが、やはりとても暑く、熱中症にならないよう自己管理にも注意しないといけません。

無事に会が終わり、帰って来れてホッとしました。疲れたけど、楽しかったです😊

ご無沙汰しております🙇

石活、ほとんどできておりません…💧

採集会には何度か参加したのですが、これといった成果もなく、産地を挙げるのもなぁ…と、逡巡のうちに時間が経ってしまいました。


さて、今日は2年振りに北九州ミネラルマルシェに行って来ました。

前回の参加で鉱物沼の暖簾をくぐって、あれよあれよとはまってしまったので、グレードはともかく、種類だけで言えば結構な数がコレクションできました。

今回はあまり買う物ないかも…などと不遜な態度で会場に入ると、そんな考えは吹き飛びました。


会場奥のステージでは、GENKI LABO主宰の市岡元気先生がサイエンスショーを行なっていました。

座席は小学生を中心に満席、後ろにも立ち見がたくさん。

元気先生がサイエンスクイズを出すと、元気のいい「はーい!」が沢山聞こえます。


元気先生のYouTubeチャンネルはよく見ているのですが、実物はさらに男前でした!

言説爽やか、人当たりの良い口調とスマイルで、ショー後のサイン会には長蛇の列ができていました。

GENKI LABOブースには元気先生の著書やグッズの他に、元気先生が直接買い付けに行かれたという「誕生石ガチャ」「元素ガチャ」があり、1回ずつ回しました。

私の前にいた男の子が大当たりの金(Au)、銀(Ag)

を引いて凄く喜んでいたのを羨ましく思いながら私も回すと、なんと私もインジウムが出ました!

お店の方に、「これレアメタルですよね?」と聞くと、「そうです!凄いですね、元気先生も『これアタリだね』って言ってたんですよ!」と一緒に喜んで下さり、とても嬉しかったです😊

他にも、元気先生がご自分で直接採集されたパイライト、ガーネットをゲットする事ができ、やっぱり来て良かったー!と思いました✨


その後ぐるっと会場を回ると、目に飛び込んできたのは凄い標本の陳列ケース。

エディオックさんの、スペシャルな標本の数々に圧倒されます。






いやー全部デカい!お値段も素晴らしい!

個人所有は私には無理だけど、せめて写真を…と撮らせて頂きました。

ピンクのロードクロサイト、ダンビュライト、クンツァイトの美しいこと😍


これは日本式双晶を多く含む水晶クラスター。

パッと見るだけでハート方の双晶がたくさん確認できます。

このような珍しい標本を見られるのも、ミネラルショーの醍醐味です。


熊本の時と同じく、会場を何周したでしょうか…

何か見落としていないか、買い損ねていないかと、周るたびにあっ!これは!と見つけては買い。

めっちゃ買う物あったわ…

お昼を食べるのも忘れ、なんと4時間半滞在してしまいました。

買い物もだけど、手の出ないような凄い標本を間近で見たり、石の説明をお店の人に教えてもらったり、とにかく鉱物に囲まれて過ごす時間が途方もなく楽しくて、思う存分堪能しました。

いやーもう最高。来て良かった。


買った石はまた、別記事で上げようと思います。

その時はまた、見に来ていただけたら幸いです😊

今日は久しぶりに少し遠くで石の観察をしてきました。場所は宇佐市の安心院(あじむ)町で、アフリカンサファリの近くです。

大分市教育委員会が発行している、「大分県の天然記念物(地質鉱物)」という資料があるのですが、その中に挙げられている「丸田のペグマタイト」が、今日の目的地です。

大分市や別府市は火山岩の地質で、深成岩のペグマタイトとは無縁の地域なのですが、別府市と隣接した安心院町にそのような場所があるのかぁと、とても興味があったのです。


目的地は県道から歩いて入れる場所でした。

苔の隙間から、花崗閃緑岩が見えます。



ですが、地面に落ちているものは風化が進んでおり、すぐに崩れてしまいます。


う〜ん、なんか違う気がする…と地面をよく見ると、ありました。




ピンクのカリ長石とグレーの石英の大きな斑晶が見えます。
前に行った国東市の海岸で見たものと、大変よく似ている気がします。
小川のせせらぐ小さな谷を見ていくと、たくさん落ちていました。

ザクザクとした斑晶がきれいです。


モザイク模様がアートのように見えます。

そして、面白いなと思ったのが、同じ場所に安山岩もある事です。


この辺りが、火山岩と深成岩の地質のちょうど境目あたりなのかも知れません。でき方の違う石がこのように出会う場所はなかなか見られないので、良い体験ができたと思います。


そして、ここのすぐ近くにあるもう一つの目的地が「東椎屋の滝」です。

日本の滝百選にも選ばれているとの事で、楽しみにして行ってみました。

車道から徒歩で10分ほど?歩くと、正面に見えてきました。





落差は85mもあるそうで、真っ直ぐに流れ落ちる様子は、凛とした美しさを感じさせます。

背後の崖は安山岩で、くっきりとした柱状摂理がカーテンか緞帳のようにも見えてきます。

そして両側の岸壁を見ると、いつ崩れたのか分かりませんが一つ一つが巨大な落石が積み重なっています。

摂理に沿って割れた部分はテーブルのように真っ直ぐで、運悪く落ちて来たらペシャンコになってしまいそうです。

上の写真を見て頂くと、安山岩の真ん中にぽこっと先ほど見たような花崗岩が顔を出しており、こんなでき方するの?と驚きました。


実は、今日は尾平鉱山に久しぶりに行こうと思っていたのですが、雨が降って危ないかも知れないということで場所を変更しました。

そのお陰で、自宅から一時間足らずで行ける所で面白い場所をまた見る事ができ、行って良かったです😊