今日は七十二候 

「橘始黄・たちばなはじめてきばむ」

橘の実が徐々に色づきだいだい色になってくるころ

 

柑橘系の木は常緑樹なので

冬でも葉を青々と茂らしています

 

枯れることがないところから「永遠」を象徴しているそうです

 

 

 

 


久しぶりの

キャリアコンサルタントシリーズ

 

 

 

 

キャリアコンサルタントが

支援する様々な領域があります。

 

 

今日は

 

高齢者に対する支援について

 

 


ご存知の通り日本は

少子高齢化で労働者の高齢化、

減少が問題になっています。

 

労働力確保のため

お国は2025年4月から全企業に

65歳までの雇用確保を

義務付けています。

 

年金受給開始が65歳、

今後さらに引き上げられる

可能性もあります。

 

 

私たちアラフィフなんて

年金もらえるんだろか・・・

 

 

今までの再雇用制度だと

60歳で退職してから

急にお給料ががくっと減るって現象が

起きていたわけです。

 

ここを調整しながら

働ける人には働いてほしいぞって

ことなんですよね。

 

 

 

 

60歳以上の方への調査で退職後も

働き続けたい

と考えている人は増加しています。

 

 とはいえ

高齢になると

親や配偶者の介護や

自分自身の体の状態、

病気のリスクも上がってくるし

体力的に退職前と同じ仕事ができるか

不安も出てきます。

 

 

想像してみると

40年同じ会社で勤めて

退職して全く違う会社で働くって

勇気いるし、

不安になるのはごく自然なことだと思う。

 

 

一方で

人生100年時代と言われている中

新しいことにチャレンジするのは

何歳でも関係なく可能性はある。

 

 

発達論では

老年期においても

知恵や熟達性は獲得されると言われている。

 

 

 

 

 

 

60代以上の退職された方の

キャリアコンサルタントをして感じたことが

まさにこれで、

 

今までのキャリアと全く違う挑戦を

ワクワクしながら話してくださることがある。

その人たちの共通項って

 

好奇心・柔軟性・行動力

 

 

それとね

何十年も働いてきたってことが

自分のためじゃなくて

家族のためだったりするんだな。

 

子どもさんの学費や

おうちのローンも払い終わった

 

これってさ

お父さんがして当然

ではないんだよね。

 

日本では一家の大黒柱はお父さんで

支えて当然みたいな環境だけど

強いていたんだよね

男性にも。

 

 

高齢者への支援で

絶対的にベースに持っていないと

いけないものは

それまでのその人の歴史に対する

リスペクト

 

 

そのうえで

年齢的な問題と

今後何を大切にしていきたいのかを

一緒に考えていくのだと

感じています。

 

 

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 

今日のおすすめ本

 

 

 

ライフシフトは2016年に出版されて

めちゃくちゃ有名になった本

100年時代をどう生き抜いていくのか

世代ごとの労働継続年齢の予想とか

正直怖いけど

考え方や価値観をシフトさせるヒントは満載

 

ライフシフトの前2012年に出版された

ワークシフトは2012年の時点で

2025年を予想して

どう働き方が変わるのかが描かれている。

 

コロナまでは予想されていないけど

著者が描いた2025年はコロナの影響で

早まるのではないかと感じた。

 

今だからこそ

もう一度読んでみると

今後のヒントになるのでは

ないでしょうか

 

 

 

最後まで読んでくださって

ありがとうございました。

 

 



今年は後29日