記事にするのはお久しぶりのPASSAT Valiantさん。
東名あおり運転の事件から、ドラレコを着けなくてはと思いつつ、早や何年。
何だかんだ、楽天スーパーセールで購入してからは、仕事の忙しさにかまけて手つかずでした。。 今回は重い腰を上げての着手です。
昨今、Web上で探せばだいたいの物は、How to がわかるのですが、私が乗っているPASSARTって、情報が少ない。。。 今回の記事は、同じ想いのオーナーさんにもわかるように書いてまいります。( これを見て失敗しはっても責任は取れないのでよろしくです)
今回のドラレコ取り付けでいくつかハードルがあるのですが、最初のハードルは、Valiant
(ワゴン)のハッチの内張りのはがし方です。
一つ間違えば、爪が折れたりとか異音の元です。
最初の難関、ゲートのハンドル部分のカバーです。
ここは、斜めに抜きます。ピンに対してまっすぐ抜かないと、爪が折れそうです。
このカバーの奥でねじ止めされています。
使用されているのは、トルクスです。
T15ですね。VW系をすこし触るのでしたら、工具を持っていて損はないです。
あと、三角掲示をクリップしているココの裏側にも、同じネジでとまっています。
リアゲートの内張を留めているスクリューは、4本だけです。
あとはクリップが多数。(すいません 数えなかった)
内張の下半分は、まっすぐ引っ張ります。
ただし、電動ゲートのスイッチがあるので、あらかじめひっこ抜いて、内側に落としておいておきます。
ちょっと難しいのは、上半分。
まず、左右のクリップは内側に向けて引っ張ります。
左右に2か所ずつクリップがあります。
そこを外してから、上のクリップを引っ張りはがします。
とにかくクリップが、内張では無くて本体側に残ります。
ヘタをすると、ボディ側の隙間にクリっプが入ってしまいそうになりますので、ラジオペンチとかを上手くつかって取り外していきます。 本当は、新品のクリップを用意した方がいいのだろうと思います。
続いて、配線です。最初にカメラの位置を意識しておく必要があります。
私のやり方として、表側にマスキングテープを貼り、位置決めをしました。
リアガラスの幅が120あるので、60の位置にラインを引いておきます
カメラの位置から、コードの通り道を決めていきます
既存のコードの部分はソケット式になっているので、中央の〇穴から入ることにします。
〇穴の下の横長穴はクリップが入るところだから、使えません。
ゲートと本体の間は、ジャバラの中を通ります。
ドラレコあるあるですが、コードのジャック(先っぽ)がL字になっていて、とても通りにくいです。コード通しツールとか使わないと、ジャバラを破いてしまうと、雨漏りとかもっと面倒になるのでここは慎重に進めなくてはなりませんね。
コードがボディ側に入ります。
内張の天側、ここがクリップになっています。
下側に下げると開くことが可能です。ここから、助手席側のサイドに向かって配線を引っ張っていきます。
次の難関は、電源です。PASSART(E8)モデルのヒューズボックスはグローブボックスの奥にあります。
蓋を開けて奥のところに、「ボッチ」が2か所あります。
これを押しながら、グローブボックスの蓋をちょい上げすると、簡単に蓋が下に落ちて、その奥にあるヒューズにアクセスできます。
この時に注意しないといけないのは、 左側にあるコロです。
蓋の部分を滑らかに開閉させる働きの他、開いたときにライトを着ける部品があるのですが、勢いよく蓋を引っ張ると、このコロが簡単にずれたり取れたりします。丁寧に蓋を開けたほうがいいですね。
さて、電源です。平型ヒューズから電源を取ることにしましたので、テスターで調べました
何もしていないの0.01A流れている。 何故だろう。
ヒューズ列の2段目(小サイズ)がACC電源
その下3段目(大サイズ)が常時電源です。
どちらも、空きスロットがあるのでそこにエーモンのパーツで電源を取ることにしました。
(9/2 追記 ヒューズボックスで更新です)
こちらの空きスロットから電源を取りましたところ、正しく作動せず、バッテリー上がりになってしましましたので、訂正します。こいつのBatteryはディーラーで63000円もかかってしまいました。。
左下:常時電源です。 牽引車がある場合、電源をひくための部分で空きスロットになっていると思います。
右下(右から3つ目で半分下にずれている):ACC電源です。シガーソケット用のヒューズですので、抜き差ししても影響がないです。オリジナルも20Aのヒューズ が刺さっています。
(以下文章 変更なしです)
ヒューズボックスから、カメラまでの導線です。
助手席側の、エアバックキャンセラーがあるプレート。ここは簡単に開きます。
その前側のプレートも上下でとまっているだけだから、ここから侵入することにします。
エアバックキャンセラーのソケットを外すと、エラーが出てしまい、ディーラーで消してもらう必要があるのでご注意ください。
アースは、エアバックキャンセラーのあるプレートの前側のスクリューを使用します。
電源はわかっちゃえば簡単ですね。
リアからの配線、電源が終わりましたので、フロントのカメラからの配線です。
コード長さを決めるために、仮止めをして余った配線をしまい込んでいきます。
ここはもにゃもにゃっとAピラーを通り、余ったコード類は同じく、エアバックキャンセラーの前側の隙間に、束ねて入れることができました。
私が購入したモデルの、リアカメラのコード長さは9m。だいぶ余りましたが、綺麗にまとめてこの隙間に入りました。ここをいいかげんにしてしまうと、走行中に異音になりそうですのでちゃんとまとめたほうがいいです。
最後にカメラ取付です。
リアは、先ほどのマスキングテープのセンターを見ながら取り付けました
フロントは、ミラーの前側に。運転席からは見えないところに取り付けました
今回の我慢ポイント(失敗)
助手席の内張にコードをはわしたら、内張が少し元の形に戻らなかった。。。
天井は、糊張りされているので、あまり突っ込まない方がよさそうです。
この工程、私でだいたい3時間ぐらいです。
お読みになった方、ご参考にしてください。またあくまで自己責任で。