私は学生の頃、算数、数学が大好きでした。
その反面、社会科がとても苦手でした。
地理、日本史、世界史、政経、全て苦手でした。
なぜ社会科が苦手だったのか、今ならよくわかります。
ペーパー学習ばかりで体験が少なかったからです。
わが子は体験をたくさんしているので、地図を見ると地形、風景を頭の中でイメージできます。
なので、産地や土地の特徴、歴史、経済のなどの話をしても、イメージしてどんどん吸収していくのです。
体験は頭のスポンジを柔らかくするようなもので、
わが子のフワフワのスポンジは知識をどんどん吸収できるのに、
私はカチカチのスポンジに知識を詰め込もうとしていたのだなと思います。
私は好きな数学ばかり勉強しました。
(センター試験前だけは勉強し、国立大に進学しました。)
その結果、
知識の乏しい人になってしまったことに後から気付きました。
大学生の時に知り合った方が、とても知識が豊富で、
学習欲も知識欲もあり、趣味も多く、とても豊かな生き方をしていると感じました。
それに比べ、私は、やりたいことも見つからないフワフワした大学生でした。
知識は人の生き方を豊かにするのだなと、その時気付きました。
その時から、意識していろいろな物に興味を持つようにし、体験したり知識を得たりするようになりました。
かなり遅咲きです。
一人で18切符で北海道から南へ下って行ったり、
バックパックを背負って世界中の建築・芸術巡りもしました。
社会人になって意欲的に仕事に取り組み、一級建築士や宅建も取得しました。
以前に比べ、自分に自信が付き、生き方が豊かになったと感じました。
私は算数・数学ばかりしていたわけですが、
これは役に立たなかったというと、全くそうではありません。
思考力が付いたからです。
私は、知識は乏しい方ですが、思考力はある方だと思っています。
これまで、困難な事や辛い事、大きな壁に何度もブチ当たって来ましたが、
その度に「どうすればいいだろう。」と自分なりに解決法を見つけ出し、乗り越えることができたのは思考力のおかげだと思います。
当時、知識の大切さを知ることができたのも、思考力のおかげだと思います。
わが子には、教養は人の生き方を豊かにすると伝えてきています。
もしこれから苦手な教科ができたとしても、
点数や順位よりも、教養を身に付ける事が目的であって、
生き方を豊かにするために勉強するという事を伝え続けたいと思っています。
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