子どもは算数が大好きです。
特に、法則を見つけたり、分析をしたり、証明したりするのが大好きです。
赤ちゃんの頃から、教えずに「発見」と「分析」をさせてきた
「算数の種まき」を綴ります。
「幼児と、てこの原理を考える」
ある日、子どもがレゴの作品を解体していると、
子「このレゴを外すやつ使ったら、どうして簡単に外れるの?」
期待通りの質問をしてくれました。
ずいぶん前にも話した、シーソーのつりあいの復習をしましょう。
ママ「シーソーをするとき、重い人は近くに座るといいの?
遠くに座るといいの?」
子「○○くんとシーソーするとき、ぼくの方が重いから近くに座ったよ。」
ママ「そう。パパとシーソーに乗る場合は、こうなります。」
ママ「あなたが20キロで、パパが80キロだったら、
あなたは4倍遠くに座ります。」
ママ「じゃあ、今度は、5キロのお米を持ってみて。」
子「おも!」
ママ「でも、あなたはその4倍の重さだよ。
同じ距離にのせるなら、お米は何袋のせますか?」
子「4袋。5×4で20キロ。」
ママ「じゃあ、お米が2袋なら、どこにのせよう。」
子「2倍離れたところ?」
ママ「1袋なら?」
子「4倍!」
ママ「じゃあ、10倍のところにのせるなら、お米は何キロのせよう。」
子「ん~・・・・っと、20は2×10・・・2キロ!軽!」
ママ「正解!」
ママ「さて、本題です。
レゴを外すとき、レゴがシーソーの相手だとします。
手で押すところは、シーソーの支えてるところから離れてるよね。」
子「ほんとだ。もっと長~~~~くしたらいいのにね~。」
ママ「長すぎたら、逆に使いにくいだろうけどね。」