わが家の受験勉強は、プリント学習を減らし、「遊び」に変えて学習させました。
その遊び方を、紹介していきたいと思います。
小学校受験では、「見る記憶」という領域の問題が出ます。
家庭保育園をしている時に、教材に加え、手作りでいろいろなものを作っていました。
その一つが、受験にも役に立ちました。
同じ絵のカードを2枚ずつ作ります。
カードの裏に、マジックテープを貼ります。
マス目を書いた土台の方にも、マジックテープの対を貼ります。
子どもは「ベリベリ!」と剥がして貼るのが大好きですので、
こうするだけで喜んで練習します。
まず、片方だけを貼って、15秒でおぼえさせます。
片方を隠して、空いている方におぼえた通りに貼らせます。
このとき、自分だけさせられていると思われないように、
子どもにも貼らせて、親が答えたり、一緒にゲームをしている感じで進めます。
親も一緒にした方が、「コツ」が掴めて教えてあげることができます。
さて、マス目をおぼえるコツですが、
真ん中の「イチゴ」をおぼえる。
「イチゴの上は、イチゴの左は、イチゴの下は、イチゴの右は・・・」
と、イチゴを軸にまわりを記憶していきます。
12マスの問題の場合、9マス+3マスでわけて記憶します。
横に一列の問題でも、真ん中の絵をおぼえて、
両側、そのひとつ両側・・・と、記憶します。
コツさえ掴めば、自信を持って挑めます。