崖の道を渡る

崖の上にいたオイラ。

下を見ると、綺麗な海が見える。

天気は快晴で、海に雲がはっきり見える。

風がなだらかに吹き、海の上でゆらゆらと動く雲が写り、まるで万華鏡の様。

高所恐怖症なのに、崖っぷしを歩き始めたオイラ。

怖い。。。

分かりきった事なのに、歩みを止めないオイラ。

崖に生えている木に捕まりながらも、崖の端を歩く。

何故か、安全な場所へ移動しないオイラ。

何時も平凡が一番と思いつつも、どこかスリルを求めているのだろう。

そんな事を考えながら、休まず歩き続けるオイラ。

先はまだ遠い。

だけど、歩く。