場所は都会。

雨が上がったばかりで、辺りは蒸している。

星空が道路を照らし、街灯が無くとも迷わず歩ける。


風が吹き湿った空気が、体中に当たる。


夜の街を歩く内に、孤独感が心の中に広がった。

しめつけられても、不安は無かった。

このまま歩いて行こうと、活気が溢れていた。