又チャンバラの夢を見た。

剣の立つ武士が、悪奉行の罠に嵌まり、罪を被せられた挙句に妻子を奪われてしまう。

武士は復讐を誓い、刺客をしながら、全国を渡り歩く。

ある日、地方の女郎部屋で妻を見付けたが、その直後行方不明になる。
悪奉行の仕業であった。

妻を取り戻す為、武士は悪奉行の元へ行った。
悪奉行に痛みつけられた他の者も加勢に加わり、手下達との激しいチャンバラの末、残りは悪奉行一人になった。
悪奉行は、子供の行方を教える代わりに、命は助ける様に懇願した。
武士がその申し出を受けたが、隙を見せた瞬間に悪奉行は切りかかってきた。
返り討ちにあう、悪代官。

子の行方が気になった時に、牢から助け出された妻から、幼い子供は陰間茶屋で奉公人として働かされていると聞いた。

早速、子供を取り戻し、武士とその一家は新たな一歩を踏み出した。