こういうお話嫌な方は
避けて通れるように
すぐわかるタイトルつけて見ました。



前回の
夏だからホラ~
の続編版です。



あまり
需要なさげですが
書きたいので
書いていきます。




書いているうちに
長くなってしまったので
皆様お疲れかと思い
前編    後編
に分けてみました。







これも
実話です。
話してくれた本人がそういってるので。




別に
この手の話集めてる訳じゃなく。




わたしが話すと
みんな
一個は持ってるらしく
自然と


実はさって


語り部会になってしまうのです。


これは
その中の一部です。




まだ
このアパートあるかもしれないとのことなので。


詳しい場所などは言えません。


お察しください。




これは
わたしが
前に書いたかもですが、

またしても飲みの席なのですが


いろいろあって
怖くて眠れなかった旅館の話をして


だったんだよ。


と、
話し終わったところで




俺もあったというか
職場で、
聞いた話なんだけど
始まったわけです。



あ、本人の体験した話ではありませんね。




話の内容は
こんなふうです。






彼は
ある会社の総務にいるそうなんですが




その年

近来になく
大口の案件が入り
大がかりな現場調査が入ることになりました。



彼の会社は
関東で
現場は
日本の北端です。



急ぎの案件で
すぐに調査チームを送らなければ行けません。
が、チームは10人以上。



現場は田舎町で
そんなに
収容できる物件はなく
長距離で現場の不動産屋さんに電話掛けまくったそうですが



なかなか見つからず
いくつかのアパートに
分散して宿泊という形にするか
という話も出始めた頃




一本の電話が。




依頼していた
地元の不動産屋さんからで
全員一室ずつ長期泊まれる物件ありと。




総務としては
面目躍如。

飛び付いたそうです。


即契約。



10数人送り出したあと
本社としては
やれやれです。



定期で
出張者から報告入ります。



半月後
彼等も
少し長引いたものの
無事に調査終わり本社勤務に戻ってきました。



一様に疲れた様子ですが
慣れない土地のため
そうだよな
と、みんな労りの言葉を、かけていたそうです。


 

そのうち

追加の調査案件ができ
再度出張の要請が来ました



が、
誰も
手を挙げるものがなく

手当てはずむぞ
と、
上司から
言われても
ベテランですら首を縦に振らない
という状態。



総務の彼は
調査チームの一人が
同期で仲が良かったので
なんとか頼み込み
成功しました。
渋々でしたが。



その同僚の
引き受ける代わりにと
出してきた要望が
ひとつだけあって



それが
前回泊まったアパートと
違うところにしてほしいというもの。



総務としては
選んだ責任もあり
今後のこともあるので
なかなか話さない
同僚に膝詰めで
理由を聞いたところ。





以下が
その北端のアパートで
あった出来事です。



調査隊チームは
さすがに
北端の地なので
夏の季節ですが
涼しいくらいに感じたようです。




まず先に荷物を下ろそうということで
着いたアパートは
さすがに
大人数ですが
一室ずつ収容できる
ほどなので



アパートにしては
大きく部屋数のある
二階建ての
建物でした。



内装は
新築そのもので
みんな
満足して
機材も合わせて
荷卸ししたそうです。



何故か
長いこと人が入っていない感じがしたそうです。



立ち会いの
不動産屋さんに聞いたところ


ここには
調査チーム以外
他に借りてる住人は
居ないとのこと。



まあ、こんな田舎だし
そんなものかな
と思ったそうです。


位置的にも
人里離れた場所にあるし
観光地もなにもないし


コンビニですら
車でも遠く感じる距離です、


街灯も見当たらないので
辺りが
夜になると真の闇なのは
押して知るべしです。


人が居ないのも
まあ、納得か。



現地は
そのアパートから
市内よりなので
その日はみんな早く就寝したそうです。



しかし
調査の方が
最初のうちこそ順調でしたが
日数がたつうち
どうしてか
徐々に遅れや見落としが
目立ってきたそうです。



こんなはずではないのに
遅々として
進まない工程に上司は
イライラし
それが部下にも
伝わり……



荒れた雰囲気になっていったそうです。
体調不良を理由に
帰宅を願い出るものも
出る始末。



実は

彼はこれには
思い当たることがあったのです




最初の日には
疲れているのもあって
持ってきたビールを
飲んだあと
あっという間に寝付いたとのことです。

むしろ
部屋も広く快適だったため
満足していたと。

ただ、自室ではベッドだったので
畳に慣れず
それが
少し抵抗はあったが
いつの間にか寝入ったそうです。



翌朝は
仕事の段取り等あり忙しい一日が終わり
町でみんなで夕食を終え
アパートに帰り
とにかく寝るためだけの場所なので
布団に入って横になり体を休めます。


その
不思議なことは
二、三日目の晩から始まったそうです。


その晩

布団を敷いて
横になり
うつらうつらし始めた……



とんとん


どこからかノックの音が。



はっと
現実の
世界に引き戻され

横になったままの状態で
回りを見渡しますが


変わったところは見られず
玄関も閉まってるし


明日も早いため
もう一度
寝る態勢に入ったところ



また

とんとん
と。


枕元の目覚まし時計を見ると
夜中の一時を過ぎています。


目がさえ
反転を繰り返していると


しばらくして

また
どこからか


ノックの音が


とんとん


結局
その音は不定期に
明け方まで続き
眠れない一夜を明かしたそうです。


そして

その音は
つぎの夜も
つぎの夜も続き


怖いという気持ちも
もちろんありましたが



それこそ
幽霊が姿を現すでもなく


実害は、なかったわけですが



例えて言うなら
騒音公害に近いものになってきたそうです。



いくら飲酒しても


そのとんとん
が始まると
どうしても目が冴えて
眠れなくなってしまい



日中眠気が来て
細かいミスが重なり
注意されることも多くなってきたそうです。



だんだんと
彼の中では
苛立ちの感情が湧いてきて



他の部屋の者が嫌がらせをしているのではと

つい
大声でうるさいと
怒鳴ったり

仕返しに足を踏み鳴らす
など
子供じみたことを
やってしまい
しまったと、後悔する日々が続きました。



疑心暗鬼になり
仕事にも集中出来ない毎日が続きました。



そんな毎日の中

日中  仕事の間に
よく見渡すと
彼以外にも
生欠伸や
うとうとしている者が
いることに気づきました。



もしかしたらと
眠そうな同僚を集めて
酒盛りしよう
と、
何人か誘ってみることにしました。



その夜、
彼は
みんなの酒がすすまないうちにと

早速
それぞれの体調を、聞いて回りました
案の定というか


不眠という答えが。



それから
さらにその理由を聞い
てみると


一人が
重い口を開いて
夜中のノックのことを話し始めました。


それこそ
たがが外れた
とでも言うのでしょうか

我も我も
自分の被害を
言い合います。




中には
彼と同じ考えで
誰かの嫌がらせと考えて
口調が荒くなるものも出てきました。



内容は彼が体験したものと
ほぼ同じでした。



自然と

犯人探しになってしまいした。



その時、







後編に続く。