久しぶりに再会した師匠と渋谷の魚金に行った。
私、唯一師匠と呼べる方がいるのだが、何の師匠かというと映像の師匠太田さん。

震災後、大分に移住されており、ちょくちょく仕事で上京されてるということで、この日連絡を頂いた。

そもそもはピスキッズのPV、『BREAK』『ハンパナサマー』『からさわぎのストップモーション』とメジャーでリリースした4枚のうち3枚を撮ってもらった監督さんだ。

因に『BREAK』はPATi PATiの付録CDバージョンの音源で作ったものと2パターンあるのだが、
こちらは滝田洋二郎監督に撮って頂いた。

太田さんとはピスキッズ終了後も、たまに連絡をもらっては食事をご馳走になったり、フェスに連れていってもらったり、結婚式に呼ばれたりと付き合いは続いていた。

その太田さんが僕の師匠となるきっかけは、
今や懐かしいベルズの激熱イベント「アツイゼヒューヒュー」の番宣動画撮影の時。

撮影をお願いしていたのだが、ちょうど奥さんの出産と重なってしまった為、
「ゴメン、カメラ渡すから研太郎くん撮って!」
と代わりに僕が撮ることになった。オイオイ!

なんとか撮影したものの、当然不安しかないまま素材をお渡しした。

後日編集を終えた師匠が
「けっこうちゃんと撮れてるからやってみれば?」
そう言って編集ソフトをプレゼントしてくれたのがきっかけなのだ。

当然使い方は分からないので手ほどきを受け、その後もライブ撮影や編集の仕事なんかを振って頂いたりして、少しずつ映像の世界に足を踏み入れるようになり、未だにその入り口付近でウロウロしていると言う訳だ。


一番思い出深いことがある。

同じくアツヒューの第一回目の時。

あのイベントは映像とライブの融合だったので、映像ネタがかなりの分量あり、その編集に追われヒューヒューではなくヒーヒー言いながら丸2日ほど寝ずにやってた。

が、当日の朝になっても終わっていなかった。

そんな状態で半分パニックになっているところに、よく分からないがとにかく致命的っぽい状態にに陥ってしまい、作業はストップ!完全にパニックオブパニック!

朝7時頃だったかな?
泣きそうになりながら(泣いていたかもしれない)師匠に電話すると、ホテルからタクシーを飛ばして家まで来てくれた。

朝日を横顔に浴びてパソコンのキーを叩いてる姿はめちゃくちゃ格好良くて、僕にとってはまさに窮地を救ってくれたヒーローだったのだ。

今も編集している時に、たまにそのことを思い出しては師匠への感謝と、なんとも言えない追いつめられた感情が蘇る。


結局なんとかトラブル回避はしたものの、やはりリハ時間には間に合わず、アツヒューメンバーには不安と迷惑かけてしまった。

改めてお詫びしよう。

すまん!



そんなきちんと謝れる大人な男漣のライブはこちら
↓↓↓

いよいよ明後日!
【2月のオススメ】
義理チョコ反対の人にオススメ
■2月21日(日)新横浜ベルズ
BELL’S presents
「素敵で憂鬱な日曜日~スペシャル・スリーマン!」
出演:ザ・キャプテンズ/忘れてモーテルズ
open 18:00 / start 18:30
前売り ¥2,500 / 当日 ¥3,000(ドリンク別)
チケットのご予約はこちら→赤道直下のマグマさ!まで!

いつもよりちょい多めにやりまっせ!