波平さんの声でお馴染みの永井一郎さんが逝かれた。

納谷悟朗さんが亡くなられたとき、このブログで永井一郎さんには長生きして欲しいと書いたばかりだったのに、、、

ショックです。

残念です。

永井さんのことは知らなくても、波平さんのことを知らない人はいないでしょう。

子供の頃から毎週日曜日、日本を代表する父親像というか、ニッポンのお父さんの代表みたいな波平さんを観てきました。

今でも録画して観ているサザエさんの中から、あの声が消えてしまうのは本当に悲しくて寂しくて。。。

波平さんは別格として、永井一郎さんの声で特に好きだったキャラは「未来少年コナン」の『ダイス船長』でした。

最初は敵役なんですが、最終的に味方になってくれる、雑で大雑把だけど男気溢れ、女性に対して奥手な面が、永井さんの声にぴったりハマってる気がしてました。

波平さんと一緒で、さも実在するかのような。

因に小学生のころ、ドラえもんの次にマスターしたものまねが、永井一郎さんが声を当てられた「じゃりん子チエ」の『小鉄』でした。

「誰がジュニアやねん!」ってよく言ってたなぁ~

それしか言えないですが。

いやぁ懐かしい。。。


永遠のTVっ子とまで、言い切ってきた僕ですが、TVの中で観て来た俳優さん声優さんが次々にいなくなるのは、仕方のないことだと分かりながらも、なんとも言えない寂寥感に苛まれます。

子供の頃、ひばりさんや裕次郎さんが亡くなった時、マスコミは昭和が終わったというような表現をしていました。

うちの両親も寂しくなってしまうなぁ~としみじみ言ってたのを覚えています。

あの頃は、意味としては理解できてても心情までは分かってなかったのですが、今となっては身に沁みます。

いかりや長介さんが亡くなられた時、なんだかいてもたってもいられず、青山葬儀場に参列に赴きました。

日本中の子供たちに強烈なインパクトを与えた「8時だよ!全員集合」

サザナミの半分はドリフで出来ています!とうそぶいてましたが、でも決してオーバーなことではなく僕にとってもまさに人生の教科書でした。

直接触れ合ってなくても、TVの向こうとこっちで深い絆を結んでしまう、そんな人こそ一流の芸能人なんでしょうね。

永井さんもまた、そんな偉大な声優さんでした。




永井一郎さんのご冥福を、勝手にお祈りさせて頂きます。