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…って何だよ?
男は皆元少年だよ。


被害者には人権も未来も何もない。

顔写真も晒される。
だのに元少年は元少年として人権を保護されている。

鬼畜のような犯罪者に人権などなくていい。

明らかな過失が認められる場合、その罪を裁くのは難しいのかもしれない。
だけど自己の欲望を満たすためだけに行われた卑劣な犯罪に、一片たりとも情状酌量の余地などない。

死刑が正しいのかどうかは分からない。

郷田マモラの「モリのアサガオ」という漫画の中で死刑囚と新人刑務官との交流を軸に死刑制度の是非について描かれているのだが、その中でも主人公の刑務官は死刑制度が正しいのかどうかで苦悶する。

私は人を死に追いやったことで裁かれるというのなら、何人たりとも人を死に至らしめることなどあってはならないと思う。

が、遺族の一生消えることのない深く重く悲しい傷跡は、死を持ってすら癒やすことも償うことも出来ないだろう。

ならば、逆に死刑はなくてもいいのかもしれない。


死刑よりもっと重い刑があればいいのだ。

「死すら生ぬるいわっ!」
という刑だ。

何かは分からないが…。


如何なものだろう…。