こんにちは。

 

ブログをしようと決めたのに

期間があいてしまいました

 

久しぶりに書きます。

 

 

 

私はアラサーの母です。

長女は今年2歳になり、

もひおは1歳になりました。

 

今日は、もひおが生まれた日を振り返ります。

 

 

 

もひおが生まれたのは、一年前の暑い夏のある日

午前7時9分

 

病院について2時間ほどで生まれました。

 

 

逆子で予定帝王切開のはずが

予定日になる、かなり前に陣痛がきてしまった。

 

コロナウイルスが流行っている頃でもあり、

病院についてからもマスク。

陣痛に耐えながらマスク。息が苦しかった。

 

帝王切開前にコロナの検査をしたり

入院の説明等バタバタ・・・

 

((陣痛がきているのに説明要るのかな・・・))

なんて思いながら聞いていた。

 

色々しているうちに陣痛が強くなり

帝王切開をする前にお股から出てきてしまった。

 

なのに!!!!

手術室が使用中で入れなかったので

もひおは、お腹の中に医師の手で押し戻され・・・

ベッドの上で手術室が空くまで耐えた。

 

手術室に入りすぐに麻酔。

麻酔が効いて下腹部辺りを触られているな

という感覚が少し続いたあと

 

「生まれましたよ。」と声をかけられた。

 

長女の時のように産声がハッキリと聞こえなかった。

 

((えっ?本当に生まれたの?))

 

実感がなかった。

 

 

私の頭元に、もひおを連れてきてくれたけど、

もひおの姿がハッキリと見えなかった。

(コロナではなかったが検査結果が出ておらず、

頭に透明のプラスチックケースを被されていたため)

 

 

 

妊娠中から医師から

 

「手足が短いかも。」

「体が少し小さい。」

「この子の個性かもね。」と言われていたから

長女の時とは違う感覚にソワソワしていた。

 

((大丈夫よね?何かあったら妊娠中に言われるよね?))

そう思っていた。

 

 

「ありがとうございます。」

「あの・・・手足は短いですか?」

聞いてしまった。

 

先生はその問いにはこたえなかった。

 

 

「少し小さいので、集中治療室に入ります」

「色々とみていきますね」と

 

笑顔でそれだけ言うと去っていった。

 

 

((えっ?状態が悪いのかな?))

 

不安になりながらも処置されベッドに移る。

 

「お部屋に戻りますね」と言われ

病院の天井が動くのを眺めるだけだった。

 

 

病室に着き看護師が処置や検温をする

 

私の状態を確認してから医師から話があるので

ベッドのまま部屋を移動しましょうと言われた。

 

((話って何?))

 

ソワソワした気持ちが収まらなかった。

 

 

もひおが生まれてから3時間も経たない頃、

ベッドに寝たまま誰もいない大部屋に移動した。

 

医師が来て、もひおの様子を説明してくれた。

そして最後に、

「ダウン症の可能性があります。」

「検査をしてもいいですか?」と

 

その時、初めてはっきりと"ダウン症"というワードを聞いた

 

 

ダウン症のことは知っていたが自分がダウン症の子を産むとは

なぜか今まで考えたことがなかった。

 

 

何が起こっているのか、わからなかった。

 

ただ天井を見た。手が震えていた。

 

「一度病室を出ていきますね。」

と言われ医師や看護師が部屋を出て一人になった。

 

 

気がついたら泣いていた。

 

 

病室に入ってきた看護師が私に気づく。

 

ティッシュを持ってきてくれた。

 

何分そこにいたかわからないけど、

少しの間その部屋で泣いた。

 

((泣いていちゃいけない))

と思い、元の病室に戻った。

 

 

病室は4人部屋だった。

 

赤ちゃんの鳴き声がした。

みんな赤ちゃんと同室だった。

 

((なんで私は子供と一緒にいられないの?))

((これからどうなるの?))

((ちゃんと育てられるの?))

((長女のように愛せる?))

 

((でもダウン症じゃないかもしれない))

 

そんなことを考えては携帯を触り

ダウン症のことを調べては、もひおと照らし合わせ

長女の写真を見ては、もひおと照らし合わせ

 

((ダウン症かもしれない))

 

と漠然とした不安に駆られていた。

 

 

 

なんとも言えない感情。

 

周りの人に聞こえないように・・・

看護師に気づかれないように・・・

 

声を殺して泣いた。

 

 

 

((泣く私は母親失格だ))

 

((泣きたいのは、もひおの方なのに私は最低))

 

((私のせいだ))

 

 

そんなこと思いながら。

 

 

きっと受け入れられなかったんだと思う。

 

 

そんな日でした。