さるま〜た隊長のブログ

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趣味で楽しんでいる登山に関してあれこれ書いています。

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5月の3週目に上高地から入って涸沢にテントで2泊、中日に北穂高岳登山を計画しています。


そのために装備を買い足してスノースコップやアタックザックをそろえたのですが…とにかく荷物の量が多いです。




60リットルのザックがパンパン。ザックの高さは90センチになっています。

そして手前のサブザックにはピッケル、スノーショベル、ストック、ヘルメットが入っています。新宿のバスターミナルまではザックにつけていけないので持ち歩きますが、上高地に着いたらすべてザックにくくりつけて歩きます。


冬用のシュラフ、マットはテントマットのほかシュラフの下にひくマットを2枚。

ダウンの上下にアルパインジャケット、パンツ。

もちろんアイゼンも入っています。


山での食事は山小屋に頼れるところはできるだけ頼っていくので昼食の準備はしていません。(予備の食事は入れていますが)


かさばるモノが多いので厳選しているつもりなのにこんなになってしまいました。このほかにカメラがあるので総重量は20㎏を越えそうです。


雪山は装備が増えるのである程度は仕方ないですね。厳しい環境なので必要なものがなかったり、寒さに耐えられないと大変なことになりますから十分な装備をしないといけません。


今回は連泊だし、涸沢まではそれほど厳しい道のりではないので頑張って歩きます。秋の槍~穂高連峰縦走の時も20㎏オーバーだったらなんとか頑張れるでしょう。


あと何度か荷物を吟味して、ベストな状態で臨みます。


それにしてもこのG.W.は遭難事故が多かったですね。

北アルプスでは涸沢岳、奥穂高岳。そして富士山、雲取山、大山でも遭難事故がありました。山での遭難は他人事ととらえずに、登山計画から装備まで万全の準備をしないといけませんね。

【アルパインダウンジャケット】


山雑誌でホーボージュン氏も絶賛(?)していたダウンジャケットです。




一昔前のモンベルのウエアは「地味でダサイ」という印象が強かったのですが(もう15年も前のハナシ)、最近は随分デザインが良くなってきていますね。


このダウンジャケット、デザインもまぁまぁ気に入っていますが、

800フィルパワーのEXグースダウンがたっぷり入っているので

とにかく着心地が良くて暖かい!

肌触りが柔らかく、ポケットの中はフリース地になっていてさわり心地がいい。


12月の安達太良山、1月の八ヶ岳登山の際は深夜に登山口について車中泊だったのですが、車内はマイナス10℃近く。このジャケットとダウンパンツ、そしてモンベルのダウンシュラフ#3で寝たら快適に眠れました。


また、ちょっと大きめのサイズなので登山中の休憩でアルパインジャケットの上から着れます。


普段使いとしても手放せずに今シーズンの冬はこればっかり着て過ごしていました。


ダウンジャケットは行動中には着ないのでパーカがついていたほうが断然暖かくてお勧めです。どんなに風が強くても顔の周りを羽毛布団で包まれている心地よさ&暖かさです。


厳冬期用のダウンジャケットとしてはかなりリーズナブル。デザインさえ気に入ればお勧めです!



【U.L.ダウンパンツ】

ダウンジャケットを買ったついでに買いました。



まだ車中泊の時にしか着ていませんが、さすがにダウンパンツは暖かいですね。だいぶダサイですが…。

この上下を着て#1のシュラフで寝たら何度まで耐えられるだろう??

秋の北アルプス縦走の時にもあったら助かっただろうな。


来シーズンは厳冬期のテント泊にもチャレンジだ!

山用時計のG-SHOCKです。
カシオの山用時計としてはPROTREKが有名ですが、この「RANGEMAN」はPROTREKと同じトリプルセンサーが内蔵されていて性能も同じです。



さすがG-SHOCK、普段使いでも十分使えるデザインですね。

高度計、温度計、方位計の機能をそろえていて、日の出、日の入り、など山に必要な機能がそろっています。





使い方は結構面倒でまだ完全に覚えきっていません。

温度計は腕から外していないと体温を感知してただし気温がわかりません。

最低温度はマイナス10℃までなので、雪山ではずっとエラーになっています。

高度計は正しい高度がわかる場所で補正をしてからスタート。歩いてるときはまた高度がわかる場所で確認しながら補正をしていきます。そして、高度を図るときは腕にはめていたほうが正確に測れるそうです。


と、いろいろと面倒が多いのですが、気温はザックにつけている温度計でわかるし、方角はコンパスを持参しているのでちょっとした確認程度に使うくらい。


高度はほかではわからないのでこの腕時計が重宝します。

日の出、日の入りは山で行動するには重要な情報なので助かっています。


実際には高度を地図上でわかればいいという人やちゃんと読図ができる人は山用時計がなくても大丈夫ですね。


僕にとっては憧れ…ですね。

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寒いときに寝袋で寝ると足が冷えますね。
背が高い僕は足の先が寝袋にぴったりくっついているので余計寒さを感じて、秋の3,000m峰でのテン泊では丸まって寝たりしていました。

そこで雪山テントに向けてフットウォーマーを購入。


モンベル/エクセロフト フットウォーマー



エクセロフトというのはモンベルの化繊素材で、ダウンほど小さくなりませんが速乾性に優れています。

これを選んだ理由は「安いから」。それだけです。


リバーシブルで、裏は黒です。

青いほうには足の裏にはちょっとした滑り止めがついています。

山小屋でも使えそうですね。

自宅で洗濯できるからガンガン使えそうです。


これで寒さから解放されるだろうか…?



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僕の雪山登山実現の日をぐぐっと近づけたお買いもの。

雪山用のシュラフはとても高価なので次の冬まで待とうと思っていました。

そして、ダウンではなくて最近話題になっている(?)ファイントラックの「ポリンゴンネスト」のシュラフも検討していました。ダウンと違い化繊なので水に濡れても保温力が落ちないそうです。


下のAmazonの商品紹介にもあるとおり、どちらも5万円近いお買いもの。

とてもすぐに買えるものではありませんでした。


しかし、先日モンベルショップに行ったところ、ワゴンにお買い得品がごろごろ転がっていてその中に、「U.L.スーパースパイラルダウンハガー#1」が無造作に転がっていました。


見たところ海外モデルでしたが、お値段なんと、27,000円!

価格的にはかなりの掘り出し物です。


お店の人に聞いたら海外モデルは若干横幅が広いそうですが、サイズに納得できるならめったに出ないものなのでお買い得ということでした。


今シーズンからは「ダウンハガー800」と名前が変わり、価格は税抜きで44,000円です。多少何かあっても1万円以上安い買い物なので思い切って買いました。




海外モデルは頭の部分が黒いです。

ちなみに、左ジッパーです。これしかなかったので。

でも、僕はテントの右側に寝ることが多いので左側の荷物を取るには便利かもしれません。




首元を覆うネックバッフルはカタログほどふかふかしていません。

日本モデルならもっとふかふかなのかな?


家で寝てみましたが…この時期に家で寝たら暑いに決まっています。

山で試したらまた報告します。

アホみたいですが自宅で寝てる図。

僕は身長184センチです。

ロングサイズもありましたが通常サイズで大丈夫。

いまでもテントの端に寝袋が当たってるので、ちゃんとおさまっているのであればこれ以上大きくするとかえってデメリットです。


9月の槍・穂高縦走ではこのぐらいのスペックのシュラフを持った登山者が数名いました。確かに0℃近くなり僕は#3番を使っていたのですが寒くて熟睡できませんでした。


ちなみに、今年から耐寒温度の表示が変わっています。


【今年からの基準】

コンフォート温度…マイナス5℃

リミット温度   …マイナス12℃


【昨年までの基準】

快適睡眠温度域…マイナス9℃

使用可能限界温度…マイナス22℃


昨年までの基準である「使用可能限界温度」は今年からの「リミット温度」より下の「エクストリーム温度」に近いのでしょうか?

「エクストリーム温度」は「代謝が弱く、寒さへの耐性が弱い人が、寝袋の中で厳しい寒さを感じ、震えを伴いながら6時間持ちこたえられる温度」だそうです、


そうとう限界の状態ですね。やっと生きていられるといった状態です。


名称は変わってもまったく同じものなので、評価基準が変わるだけ同じものでも見方がだいぶ変わってきますね。


日本の厳冬期ではマイナス20℃は想定できる温度なので、シュラフカバーやダウンジャケットを着こんでいかないと乗り越えられないですね。


雪山テント泊は修行です。


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