こんにちは、Akamai financial Academy 校長の池田です。
今日は株式投資の陥り易い悩み(その2)として、
多くの人が、なぜ!知らず知らずにこの負のスパイラルに
入ってしまうのか?
そしてどうやったら抜け出せるのか?
についてヒントをお伝えしていきます
◆Section2 どこに力を注いで良いのかわからない?
多くの個人投資家は、自分の資産を投資する訳ですから、それなりに真剣に、研究もして情報を集めて株式投資を起こっなっています。

それでも…なかなか成績に繋がらないのが現状でしょう。
そこで考えることは、
ファンダメンタルを重視している人は、
もっとファンダメンタル分析で良い方法はないのか?
を探しにいきます。
テクニカルを重視している人は、
もった違ったテクニカル分析も併用してみようと
考えたりします。
また、既に何回もいろんな分析を試した人は、
もっと良い方法、上手く行く方法はないかと、
さらに情報を探しに出かけます。

このことを私が作った造語ですが株式スキル難民と
呼んでいます。
それでも…ほとんどの人が…思ったより…
上手く行かないという状況は変わらないという
現実に直面してしまいます。
何が悪いのだろう?どこが違うのだろう?
それなりに真剣に株式投資と向き合っているはずなのに…

現代の株式投資する人は、真面目で教育レベルの
高い人が多いので、この悩みに行くつく人も多く
なります。
でも…いくら悩んでもこの問題は解決しないのです。
株式投資を見る視点を変えなければ!!

では、その視点を変えるポイントをお伝えしましょう。
「未来は誰にも判らない」です。
AIがどれだけ発達したとしても、未来を予測して
当てることは出来ないといわれているように、
株価の未来を予測することも、ほぼ無理なこと。
ここがポイントなので、何回もお伝えします。
「未来は誰にも判らない」
だから、株価の未来を予測するのに力をいれても
多くは無駄になる。

株価はあなたがコントロールできないのですから!
人生でも同じですよね。
未来のことをいくら心配しても、どうしようもないこと。

子どもの将来をあなたがいくら考えても、
未来もコントロールできないし、子供もコントロール
できない。

将来、お金持ちなるというゴールを明確に描いても
その通りになることは天のみぞ知ることで、
そのゴールに近づかないことを悩んでもしかたが
ないこと。
できることは、今、あなたの行動だけ。
だから今の行動にフォーカスすること。
コントロールできないことに悩んでも無駄なんです。
今まで、真面目なあなたは、株式投資では
その無駄なことに多くの時間と労力を
つぎ込んでいたんです。
だから、その時間と労力を予測ではなく他のことに
注いだ方が株式投資の効率は格段と上がるんです。
それは、あなたがコントロールできることに
力を注ぐこと。
方法としては、手仕舞いに力を注ぐこと。

簡単に言うと、どうなったら利益確定をする、
どうなったら損切りをするです。
でも利益確定のシナリオ一つとっても、
目標とする利益で手仕舞いであったり、その時に
更なる利益を追求する場合の条件を考えたり
幾つもシナリオがあります。
このシナリオを最低でも5つ作れれば、
株式投資の成果は格段とUPしていきます。
あなたがコントロールできるものに
力を注ぎましょう。
あ、なにも…予測をするな言っているのでは
ありません。

人は必ず予測してしまう動物だから、
それを避けては通れません。
だから…予測に頼る投資は極力避けて、
自分がコントロールできる部分で
勝負していきましょうということなんです。
ちなみに、資金管理や資金配分もあなたが
コントロールできる分野なので、それも
併せて考えてみてはいかがでしょう。
次回の株式投資の陥り易い悩みは
「このまま続けていっても良いだろうか?」
継続というがテーマになります。
ご期待ください。