Ｇ7サミットの終了後、
消費税10％導入を2年半、延期を決めた
安倍首相。
これらのことにより、アベノミクス失敗論が、
日本国内だけではなく、英国や米国の
メディアからも取りざたされています。
アベノミクスは失敗なのか？
こんな議論は、個人投資家にとっては、
運用成績に繋がることもないので‥
この議論は他の暇な人に任せるとして‥
アベノミクスから見えた重要なことに、
株式哲学視点で、切り込んでみたいと
思います。
【株価は為替で動く】
アベノミクス導入当初、株価は今後の
成長期待感もあり、上昇しました。
そして、一旦株価が下がりだすと
異次元の量的緩和政策をとり、
円安を誘導して、株価を下支えした
のは、記憶にあることでしょう。
つまり、為替誘導をして、株価を
上げる作戦がアベノミクスだったのです。
さて、ここで勘違いをしてはいけないのは、
アベノミクス導入前から、日本の株は
国内景気や企業実績より、為替変動の
影響を強く受けていたのです。
そのことを判っていた安倍首相の
ブレーンが、いかにも特効薬の様に
見せかけて行ったのがアベノミクス。
つまり、日本の株価は‥
為替変動の影響をもろにうける
市場システムになっていることです。
円安になれば株価が上がり！！
円高になれば株価が下がる！！
のです。
2020年東京オリンピックよる
好景気を期待して株価が上がる？
企業の好調な業績を反映して、
株価が上がる？
てことは、少しはあるかも‥ですが‥
為替の影響力の方が、はるかに
強いということです。
では、株式投資をしている人は
どうすれば良いのか？
答えは、為替の変動に対応できる戦略で
株式投資を行うこと。
従来の投資スタイルで行っている人は
スタイル変更をする必要があるかも‥
アベノミクスで見えたもの！！
株価は為替で動く！！
今日の帝王学でした。
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