株式投資を行う時に湧く感情の
代表的なものは、
購入した株の価格が‥
下がったらどうしよう‥
という、ネガティブな感情です。
その一方で、絶対に上がるはず！！
というポジティブな感情をもって
行う人もいます。
この二つにいえることは、
感情が働き過ぎて、大切なことを
見落としてしまうことです。
ちょっと判りにくいので、
ゴルフに例えてお伝えします。
あなたはプロのトーナメントで、
優勝争いをしていて、同スコアで
最終ホールのグリーン上にいるとします。
相手は既にパットを終えています。
あなたはこのパットを決めれば‥
1打差で初優勝に手が届く場面です。
この場面で湧きおこる感情は
このパットを外すと、優勝できない
かもしれない…
再び、優勝のチャンスは巡って
こないかもしれない…
ネガティブに思考すると、このような
感情が湧きおこり、大きなプレッシャー
の重圧がかかってきます。
当然、パットの入る確率も低下する
ことでしょう。
逆に、絶対に入れてやる！！
絶対に入る！！というポジティブな
思考をすると、
これは血圧があがり、アドレナリンも
多くでてしまい、強めのパットになり易く
外れた時に、返しのパットの距離も
長くなり、優勝を逃すピンチになります。
ではどうすれば良いのか‥
ネガティブな感情や、ポジティブ過ぎる
感情を持たないことです。
つまり、平静な心でプレーすることです。
まずは、今の状況を冷静に把握すること。
次のパットが外れたとしても
2パットで収めれば、プレーオフ。
まだ優勝のチャンスは残ります。
そしてこの状況を把握してから、
次のパットをカップに入れるためには、
どういうストロークをすれば
よいのかに集中しまします。
練習で培ってきた普段通りの
ストロークをすることだけに
集中すること。
結果を、意識しすぎないこと。
大事な場面では、感情が働き過ぎると
失敗を犯す確立が高まるからです。
さてさて、株式投資でも
同じことが言えます。
ネガティブな感情にせよ、
ポジティブな感情にせよ、
結果を意識しすぎた感情は、
収益を得られるチャンスを逃したり、
また、損失を拡大させたりする
要因になります。
となると、感情を働かさない方法を
取り入れるしかないというところに
行きつきます。
あなたが行う株式投資は、
感情を働かさない方法を取り入れて
いるでしょうか？
感情をコントロールして株式投資をする。
今日の帝王学でした。
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