造:お金が増える仕組み】

銀行ができるまでの歴史を、
先のpartでは、お伝えしました。

現代では、各国の中央銀行が
お札を刷っていることは、
誰もが知っていることです。

日本では日本銀行が紙幣や
硬貨を発行しています。

その日銀が景気や市場の状況により、
新しくお金をする量を決定して、
世の中にお金を流します。

でも、お金が増える仕組みは、
中央銀行が紙幣を刷る以外にも、
あることを知っていますか?


 それはあなたの身近にあります。
それも、あなたの預金口座が
あるような、ごく普通の銀行で、

常日頃からお金を増やす仕組みは、
利用されているのです。

「え、普通の銀行では紙幣
     刷れないでしょう‥」

そう、その通りです。
だから、違う方法で、
お金は生み出されます。

その方法とは!!

誰かが、銀行で○○した瞬間!!

世の中に!!
しいおが生み出されるのです。


なにやらキツネにつままれた気分‥?

では、順を追って説明しましょう。


■預金準備制度

銀行は、預金者がお金を預けて、
そのお金を企業や個人に貸す業務を
行っています。

ここで一つの法律があります。
銀行は預金者のお金の一部を、
日本銀行の当座預金に預けな
ければならない仕組みになっています。


このことを預金準備制度といい、
銀行の預かり資産規模や銀行の
体系により、準備率が決められ
ています。

銀行はこの預金準備率分のお金を
除いた残りの金額を、
貸すことができるという制度です。

そして、この預金準備率は、
今現在日本では、約1%前後です。

例を出して説明しましょう。

上の図のようにあなたは、
100万をご近所の銀行に、
預けたとします。

銀行は預金準備率分のお金を
除いた残りの金額を、

誰かに貸すことができるのですから、
この場合1%分を日本銀行に預けて
残りの99%を貸すことができる
ことになります。

預金100万円×99%=99万円
※(銀行が貸すことのできる資金)

そこにBさんが車を買うために
99万円のお金を借りにきたとします。


Bさんは借りたお金を
C業者の中古車屋さんに支払います。


■信用創造

そこでC中古車屋さんは一旦、
Bさんの売上を銀行に預けたとします。



銀行は預かった売上金の1%を
準備金として、日本銀行に預けて
残りのお金をまた貸すことが
できるようになります。


99万円×99%=98万100円。

もう、察しのよいあなたなら、
お判りですよね。

今度は、この98万100円を借りた人が、
そのお金を支払いに回し、
巡り巡って銀行にまた入り、
銀行はそのお金の預金準備金を
除いた分、貸すことができるのです。


ちなみに、初めの100万円が
5回転したらどうなるのか、
計算式だけで見てみましょう。

100万円×99%=990,000円
990,000円×99%=980,100円
980,100円×99%=970,299円
970,299円×99%=960,596円
960,596円×99%=950,990円  

銀行が貸す合計 3,861,985円

上記のように、5回転するだけで、
銀行は元金100万円の4倍近い
お金を作りだしたことになります。

つまり、かが行からお金を
借りた瞬間から、新しいお金は
生まれてくるのです。

このことを信用創造といいます。


■信用創造の加速と破滅の前触れ?

この銀行の仕組みは、
各国によって預金準備金の準備率は
違えども、ほぼ形は同じです。

そして、ここ10年の間に、新興国の
発展により世界中で信用創造が
加速されています。

この信用創造の基本になっている
ことは、りたお金をすことで
り立っていて、

世の中が発展している間は、
崩れないともいわれています。

さらに、ここ最近、世界のお金は
信用創造だけで、10年前の2倍
お金が世の中に出回っている計算
になっています。


また、世界経済は新興国の経済発展も
今までとは違って緩やかになり、
景気の陰りも見え隠れしだしました。

そこで、各国の政府は景気回復や
維持に、金融緩和措置を打ち出し、

市場にお金が回るようにお札を
増刷したり、預金準備率を
引き下げていく国が多数です。

これにより、さらに信用創造が
加速されようとしています。

その一方で、生み出されたお金の
行き先がない、金まり現象も
はっきりと表れ出しました。

このことは、経済が発展していく
スピードより、信用創造でお金が
生まれるピードの方が

早くなってきたことを物語っていて、
資本主義経済に黄色信号が
点灯しだしたともいわれる所以です。

また、経済の専門家たちの間では、
この信用創造バブルの崩壊を
食い止め手段はないという人達も
いるくらいで、

いつかは崩壊するか、また、
それなりの国が破滅することで、
一時の時間稼ぎをするかしか、

方法はないとも囁かれはじめています。


■どうやって備える?
 
さて、この問題に個人として、
どうやって備えるのかは、
大変しい問題です。

また、いつ頃に起こるかも
判りません。

但し、言えることは、信用創造で
起こっている出来事や、

その信用創造が収縮する兆しを、
注意深く観察していることで、
いち早く見つけることが
できるかもしれません。

そして、あなたの資産を
何に振り分けるのか?

信用創造が崩れたとしても、
それに左右されないものは何なのか‥

今のうちから少しでも、
考えておく必要があるでしょう。

なぜなら、きな換期を
上手く乗りきった人達は、

その後、大きな資産を
築くことになることは、
史が物っているからです。

そして過去を振り返ってみると
乗りきった人達のーポイントは、

人類のために立つ分野や
人類のために役立つンフラでした。

 

■豆知識

今現在、世界に余っている
お金の量は、6000兆円とも
いわれています。

この数字は3年ほど前に
算出されたものですので、
現在はもっと多いのかもしれません。

「えっどこにそんなお金があるの!」
と思われている人も多いことでしょう。

このお金の正体は、概ね次の分類の
お金だと言われています。

200年ほど前からあるヨーロッパの
年金機構の運用資産。

旧ロシア皇帝の運用資産、
アラブの石油から得た運用資産、
中国富裕層運用マネーなどです。

そして、これらのお金には
こんな名前がついています。

ームレスマネー!! 
居所を持たないお金という意味です。

これらのお金は、専門の運用会社や
プライベートバンクによって、
運用されます。

そして、この膨大なボリュームの
お金はある性質を持っています。

それは、少しでも危険を察知したら
安全な場所へ移動するという性質です。


実はこのお金達の運用方法は、
資産の価値を下げないことが
重点になっているのです。

つまり、全第

なぜかというと、これだけの量の
お金を上手く運用する受け入れ先が
ないことと、

原資を減らさなければ、
金利だけでも十分に増えることは
知っているからです。

そのため、危険回避のため
数十か所に資産を分散することに
なります。

主に各国の国債、原油、為替、株式等です。

そこで、例えば、ユーロ安になれば、
ユーロで運用している資産を減らし、
ドルや円資産に変えていく方法を
とります。

このように世界中にバラかまれている
ホームレスマネーは、常に安全な場所を
探して移動していくのです。

ですから、これらの動きに
ーケットは左右されます。

何分にも大量の資金ですから。

次に彼らがどこに、
安全地帯を求めるのか?

これをれる、予想できるように
なると、個人投資家にとっても
資産をきくできるチャンスが
訪れるかもしれませんね。

今日の帝王学でした。


(夜の時間にできる投資法)
どんな相場にも対応できる
2020年までに株式投資で、資産を10倍にする方法
無料8日間メールセミナー

ここをクリック