こんにちは、「お金の帝王学」、さる爺です。

「お金の帝王学」とは、
お金について様々な原理や法則を
理解することにより、お金に振り
回されない人生の歩み方を
探求することです。

今日からその基本になることを
6回シリーズでお届けします。


同じ努力をしていても、ある人は
資産を築き、悠々自適な人生を
送っている一方で、

資産どころか、いつもお金に
振り回される人生を送って
いる人もいます。



この違いは何なのか?
そして、お金に振り回される人生から
脱却するにはどうしたらいいのか?

それを皆で一緒に探していこう
というのが「お金の帝王学」です。


さて、ここであなたに、
お金について幾つかの質問を
させてください。


問1、 あなたは、お金の歴史について
    学んだことがありますか?

問2、 あなたは、お金の本質について、
    両親や学校で教えてもらったことが
    ありますか?

問3、 あなたは、世の中でお金が
    どうやって増えるのか?
    また、その流れを理解していますか?


この質問はとてもシンプルです。

そして、言われてみれば、しっかりと
理解していないという方が、
ほとんどだと思います。


不思議ですよね!!お金については、
増やしたいとか、多く欲しいとか‥
皆さんが考えているのに‥

お金を増やしたい‥
資産を大きくしたいと思っても、
お金の基礎さえ知らないとなると、

どうでしょうか?上手くいくことは
ほとんどないと思いませんか?


あなたは、勉強でもスポーツでも
仕事でも、今まで基礎を学んで
きているはずです。


学校では教師から勉学の基礎を学び、
スポーツではコーチに基本の形を習い、

仕事場では上司や先輩から
仕事の基本を教えてもらい、
人生を歩んできたはずです。


何事も、基礎や基本を学ばなければ、
いくら努力をしても形にならないものです。


まずは、お金の帝王学で
お金の基礎を学びましょう。


なぜなら、あなたはお金の基礎を
知ることにより、今まで見逃していた、

あなたの近くを通り過ぎていく
幸運の女神に気づいたり、

あなたが元々持っているお金を
生みだす力を、

より高めたりしてくれると
確信しているからです。





お金の歴史とお金の本質

まずは、お金の歴史とお金の
本質からお話ししたいと思います。

お金の歴史を考えると、
お金ができる前は、
どうだったのでしょうか?


そう♪誰もが知っている
換から始まっています。

海で捕れた魚と、里で採れた野菜。
山で捕れた鹿と、里で作っているお米。


でも、この物々交換には、
大きな問題を抱えていました。

例えば、魚をもっている人が、
野菜と交換したいと思っても、

野菜を持っている人は、
鹿となら交換してもいいと
思っている場合です。


この場合、魚を持っている人は
鹿を持っている人を探して、

魚と鹿を交換して、それから野菜と
交換をしないとならなくなります。


つまり、物々交換では、欲しいものと
交換するのに、間と力が
必要だったのです。

その為、交換する途中で
腐ってしまうこともあったことでしょう。


この効率の悪い不便な方法をなんとか
ならないかと考えて、
何にでも交換できるもの作りだしました。

それが、今現在のお金と呼ばれる原型です。


それでもはじめは、コインやお札を
作る知識も技術もありませんので、
使われたのは常で要と
されるものでした。


例えば、米や小麦、油、塩、皮革 
または牛や羊など、その地方で
必ず必要なものがお金の役割を
していたのです。

このことを商品貨幣といいます。


日本では昔、を商品貨幣として
使っていたと言われています。


しかし、この商品貨幣にも、
まだまだ問題が山積みでした。

自然から取れるものが多く、
候に左右されて流通量が
足りなくなったり、
時間が経つと質がおちたり‥


そこで考え出されたのが、
のものを代用する
というものです。

世界で広く使われたのは
カラ貝でした。

装飾品に使われ大切に
されていたものです。

このことを貝殻貨幣といいます。


その当時、誰もが、このタカラ貝を
欲しがりました。

この誰もが欲しがる希少性が
お金の役割を果たしたのです。

そして、この希少性が争を
生みだします。


このお金に変わる貝をめぐっての
競争が、この時代から始まるのです。


やがて技術の進歩で、鉱石から
銅などを採れるようになります。


そうなると、金や銀、銅が
お金の代わりに活用されるように
なります。


この貴金属は分割もできれば
足して合わせることもでき、
価値に合わせることが容易に
なりました。

また、少量でも希少価値が
高いので持ち運びに便利です。

このことを金属貨幣といいます。


この金属貨幣の最大の特徴は、
腐らないこと。

つまり貯蔵ができるように
なったのです。

そして、この金属貨幣は
長い年月を隔てて界中で
使われるようになります。


ところが、この金属貨幣にも
問題点は多くありました。

有量のバラつきです。

ですから、取引の前に品質を
調べたり、重さを計ったりする
必要がありました。


そこででてきたのがコインと
言われる鋳造貨幣です。

金や銀、銅から作られました。

紀元前600年ごろリシャで
作られたといわれています。

このコインは希少金属と混合物の
割合を一定に作ることで、
価値を保証したものです。

その国の支配者や権力者が
鋳造コインを発行しました。

有名なのはギリシャの
アテナイのコイン。


銀の含有量とその他の金属の割合
決めて鋳造したのです。

このことを鋳造貨幣といいます。

アテナイコインにはフクロウの
刻印があります。

これにより、経済や文化は一気に
発展するのです。


時の権力者は、採掘した銀を使い
世の中にどんどんお金を出していきます。

そうなると、周りの村や町から人や
食料品や毛皮類などのいろんな商品
などが集まってきます。

一つの都市が出来上がります。

また、都市で暮らす人々の生活も
変わります。


分業システムの加速です。


分業システムにより、さらに専門性の
高い職人を生みだします。

金や銀の細工職人や装飾職人達です。

当然、を耕すよりは、コインを
沢山得やすいので、

人々はこぞって門職を目指し、
さらに技術革新が進みます。

そのことが格差を生みだします。

また、今までの都市は自給自足
成り立っていたのに、

コインの出現により、都市の農家は
減り、食べ物も都市の外から、
さらに入るようになります。

都市を支配する権力者は、
コインを発行し続けることで、
文化や産業を優先させたのです。

そして、このコインの発行は、
人々の欲望をも煽りました。

人々は権力者から多くのコインを
得ようとします。

限の富を築こうとする欲求に
かられ、競争は一段としくなります。

さらに、格差を拡大していくいう
流れになります。

しかし、この流れも、そうは長くは
続きません。

コインの、銀が底をついたのです。

欲望の果てに資源を使い尽くした
ギリシャ文明は衰退の一途を
辿っていくことになります。

資源が尽きてしまうと、
自給自足ができない都市は、
機能できない状態だったからです。

はい、お金の歴史と本質は、
このあたりで終了とさせてもらいます。


ここまでで判ったことは、
お金は価値をはかるものであり、
その価値を保存できるもの

という本質のお話しをしました。


そして、人は価値を保存できる
ことにより、いくらでも欲しいと
いう無限の欲望を持ってしまう

イナスな面もあることも判りました。


お金とは、そういう性質のものである
ということを、理解しておく
必要がありますね。


さて、現代人にとっては、
価値を保存できるものとの
感覚が希少になってきています。

それは会社に行けば給料が
貰えるのが当たり前で、

毎月のようにお金は
入ってくるからです。

だから、ともすれば費が
優先になりがちです。

でもここで少し考えてください。
そもそも価値を保存するために
作られたお金です。

ご自身にとって価値あるものは
何なのか‥

一度じっくり考えてみては
いかがでしょうか?

あなたのお金は、
あなたにとって価値あるものと
交換したいものですね。


今日の帝王学でした。



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