個人投資家が、株式投資をする時に
あまり考えられていないのが、
資金配分です。
実はこの資金配分が決まらないと
本当の意味で、投資ルールが
できないはずなのに‥
今日は資金配分について
最も基本的の考え方を
お伝えします。
例えば
総投資資金が300万円、
あったとします。
まず、ここで決めるのが
この総投資資金に対する
1回のトレードの損失限界です。
さぁ、あなたなら‥
どれくらいに設定しますか？
さる爺の推奨は
総投資資金に対して、1％が
1回のトレードの損失限界です。
えっ、そんなに小さいの‥と
思われるかもしれませんね。
理由は、あとで教えますね。
そうなると総投資資金は
300万円なので
300万円×1％＝3万円が、
1回のトレードの損失限界です。
さてそこで、次には1トレードの
資金をいくらにするかを
考えます。
この時に重要なのが
株式の変動幅（ボラテイリテイ）を
考慮して1トレードの損切り％を
決めます。
仮に１トレード5％を損切り
ラインとしたとすると
次のような計算ができます。
3万円÷5％＝60万円
つまり、この時の1トレードの
配分資金は、60万円以下に
する必要が出てくると
いうわけです。
また、60万円が1トレードに
配分される資金ですから、
300万円÷60万円＝5
5つに分散して投資を
行う必要があることも
判ります。
このようにして、まずは
基本的な配分を決めて
いきます。
さて、これだけでは
まだ不十分なのです。
次回は、もう少し実践的な
考えを入れて
資金配分について
掘り下げて行きましょう。
総投資資金に対する
1回のトレードの
損失限界を考える
今日の帝王学でした。
