昨年、日本でも話題になった
フランス人の経済学者、
ピケティ教授の著書
「21世紀の資本」の中で、
書かれている
収入格差の原因は、
資本収益率>経済成長にある。
この傾向は、資本主義経済が
始まった段階から存在し、
さらに、1990年代から
顕著になった。
資本収益率>経済成長の意味は、
既に、先進国では
資本を投資して戻ってくる
リターンの方が、経済成長より
大きいことを意味しています。
裏を返せば、先進国の
実質経済成長は、低くなっていて、
上手く行っても年2%成長で、
概ね年1.5%ぐらいということ。
つまり、労働収入(給料)も
それ以上のスピードでは、
増えて行かないことを
表しています。
その一方で、資本収益率は
年5%以上を毎年継続していて、
毎年、資本を投下できる人達と
労働収入だけの人達とでは
収入格差は、どんどん拡がって
いくとその著書には
書かれています。
さらに、今後はその傾向が
強くなるとも書かれている
のです。
資本収益率>経済成長
あなたが、中間層以上を
目指すなら、
この仕組みを理解して
今すぐ、対策を取る必要が
