大きなお金の流れを掴む方法は、何も難しいものではありません。

ちょっと考えれば誰にでも判ることです。


数千億、何兆円というお金が流れるので、その受け入れが可能なところが対象になります。

 

まずは、国債、為替、原油、それと株式になります。この4つを見ておけば、お金の流れが大体は、判ります。その中でも指標になるのは、米国債の金利、米ドル、ユーロ、円、英ポンド、スイスフランの為替の相対、WTI原油価格、そしてダウ平均です。


では、どのようにして見るのか…まずは米国債の金利から考えてみましょう。



米国債は信頼性が高いとのことで、世界経済が不安定になると買われると言われています。


米国債が買われると、米国債の金利は下がり、売られると金利は上がることはご存知でしょう。それと同時に、ドルも変動するのです。


米国債が買われる時は、通貨をドルに変えて買う必要があります。そうなると、米国債が買われる時はドルが買われるという形になります。米国債が売られる時は、その逆です。


つまり、米国債の金利が上がる時は、市場が米国債を購入した時で、ドルが上がる。



為替は最後に説明するとして、次にWTI原油価格です。この取引はドル建てで行われるため、ドルの価格と密接な関係をしています。


ドルが上がると、市場は原油から他へ移動する性質を持っています。つまり、ドルが下がると原油にお金が集まることを意味しています。



次に、ダウ平均です。これはちょっと複雑ですが、基本はドルが上がるとダウ平均は下がり、ドルが下がるとダウ平均は上がるという構図になります。


また、米国債の金利が上がるとダウも下がるという構図も同時に起こります。また、このダウ平均の影響は世界中の株式市場を左右させます。



最後に、為替です。


これも複雑ですが、米ドル、ユーロ、円で世界の通貨量の70%以上になります。現在の通貨供給量は米ドル、ユーロ、円とほぼ同等ですが、世界通貨取引量としては円の取引量を1と換算すると、米ドルは4.5倍、ユーロは2倍になり、米ドルは世界の通貨取引量の42%を占めています。


為替を見るときに重要なのは、米ドル・ユーロ・円の相対です。それに英ポンドとスイスフランを加えた相対をみることです。


現状のように円高傾向といっても、ドルは円に対しては安いけれども、他の通貨に対して高ければ市場の流れはドル高という傾向で動く性質を持っています。



さて、ここまでは、一つ一つの指標の性質を大まかに説明しましたが、今のユーロ危機を抱えた現状で、日本での株式投資で確認しておかないといけないこれらの関連性を、ここで上げます。


ドルが上がる→米国債の金利が下がる→ダウが下がる。このパターンと,


この逆の


ドルが下がる→米国債の金利上がる→ダウが上がる.。


このパターンが基本パターンです。


この時に注意しないといけないのが、ドル/円で円高でも他の通貨との相対でドルが高い時は、ドル高と判断した方が良いということです。


さて、二つパターンを上げましたがなぜ、全て米国の指標をみるのか?ですよね。



それは為替の説明でも上げましたが、米ドルでの取引が世界中で40%以上を占めていることです。



当然、その中では米国での取引がかなりの部分を占めていますので、世界の大きなお金の流れを見るのには一番に適した指標になります。



日本の株式市場は、今、ダウに引きずられる形になっています。


ダウ平均が上がるのか下がるのかで、日経平均も左右されます。となると、ダウ平均が下がるのか上がるのかをある程度、見極められるなら、日経平均の流れを掴めることになり、貴方のお金を増やすチャンスも多くなりますよね。


次回は、その確認の方法をUPします。






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