さてさて、G20でユーロ問題について、各国が
協力するとの姿勢に、一時的に市場も落ち着いた
感がありますね。
円も一時よりは円安、ユーロも100円超え、
日経平均も8800円台と、持ち直していますが
これは、一時的なことと考えた方が良さそうですよ!!
今月の前半、ギリシャ問題を危惧して、米国等の債権が
買われ、株式市場は世界同時に株安。
つまり、安全な債権などは買われ過ぎ、世界の株式は
売られ過ぎた状況になったのです。
この売買の大部分は、ホームレスマネーと言われる
大量な資金を管理しているヘッジファンドが行っています。
彼らは、少しでも安全なところに資金を移動させる
習性があると同時に、毎月の月末には、収支を
報告する義務を負っています。
一般の企業と同じで、月単位で収益を計算するのです。
前半戦で買われ過ぎた債権は徐々に売られ、
売られ過ぎた株式は徐々に買われ、利益を確定して
きたので、今現在が少し持ち直したような形に
なっています。
あたかも、G20での成果のように見えますが‥
実は市場の原理がそうさせたのです。
そして、月末まで10日を切った現在、既に目標の
収益を得たヘッジファンドは、安全志向に動き、
まだ、目標収益を達成できていないところは…
いくつかの仕掛けをして、収益確保を狙います。
つまり、月末に向け売上を計上を迫られる営業マン
と同じ構図なのです。
目標収益が既に確定しているところは、来月に向け
まずは、安全資産へと移行します。
現に、米国国債が再び買われ出しました。
そうなると、再び円高?株安?
そして、まだ目標収益に足らないところは、
どう動くのか?
月末に向け、大きな動きが有りそうですね。
株式をお持ちの方は、再び注意が必要ですね!!
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