投資に対して『怖い』とか『危険』とかの先入観を克服するには、
知識が必要とその1ではお話ししましたが‥
いくら知識がついても、陥り易い罠が資産運用には存在するのです。
その罠の名前は、ブランド安全神話!!
大手の証券会社・銀行が扱う商品や、有名な運用会社が扱う商品のこと。
つまり、のれんという権威が安全で有効と思ってしまう錯覚のこと。
例えば、食料品に置き換えてみると判り易いでしょう♪
大根やトマトを どこで買った方がお値打ちかどうか…
同じ大根やトマトを近くのスーパーで買うのか?
一等地に店を構えているデパートで買うのか?
当然、近くのスーパーで買う方が安く買えるのが普通です。
デパートではいろんな経費がスーパーよりかかるため、
割高になります。
投資でも同じような事が言えるのです。
ブランド力は経費がかかるので、その分を負担するのは
お客様自身であることを認識することが必要です。
また、投資も原則として売買を行うことで資産が増やすので、
通常の商いと一緒で安く仕入れて高く売ることが、収益に繋がります。
そうなると、仲介業者を少しでも減らし生産者になるべく近いところで
買う方が、お値打ちに買えることになります。
例えば、債権投資を考えた場合、債権(国債等)の入った投資信託を
買うより、証券会社から直接、債権(国債等)を買った方が、当然、有利になります。
なぜかというと、もうお判りでしょう♪
同じ債権が入った商品でも、投資信託ではその信託を組成している業者等の
経費がかかるので、その分を投資する人が負担することになります。
つまり、収益性が落ちることになります。
しっかり学んで投資する商品が見つかったのなら、
ブランド力に騙されず、できるだけ近くで購入する手段を
探すことが、重要なのです。
ブランドという安全神話に惑わされないこと。
今日の帝王学でした。
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