またまた、久しぶりの更新です。
資産運用のリスクで、さる爺が今一番に重要と
思っているのが、流動性のリスクです。
流動性のリスクって?それなに?
ここでいう流動性とは!!
ずばり、すぐに現金化できることを意味します。
世の中の経済がこれから将来に向けて安定しているのなら、流動性について一番に考えなくても良いのかも知れませんが‥
先の見通しが不安定な時期には、このことが一番に重要になります。
例えば、5年物10年物の金融商品を購入した場合、突然にどこかで戦争が起きたり、また大恐慌のようなことが起きたりして、その価値が暴落する危険が出た場合にすぐに逃げれません。
戦争とか大恐慌は、そうそう起きないよ!!って思われるかも知れませんが、現にシリアの問題やギリシャ発信のユーロ危機はその類に入ると考えた方が良いと思います。
さらに、金融商品への参加するシステムもここ数年で、大きく変わる可能性が高くなっています。
何が起きるかって? 簡単に言うと中抜けです。
グローバル経済がどんどん加速してくると、今までは特殊な人達にしか入らない情報も、我々でも簡単に手に入れられるようになってきています。
このことが、世界の金融の仕組みにも大きく影響してきています。
ちょっと前までは、多く資金を集める投資銀行やファンドは、その資本力によって相場を作ったりして自分達に有利な運用をすることができました。
しかし、ここ最近は、それが難しくなってきたのです。
今は、大きな資金が動くと、そのこと自体がすぐに世界中に知れわたる状況なのです。
どこが今、仕掛けようとしているか、バレバレの状況というわけです。
今や、大きな資金を一度に動かすデメリットの方が大きくなってきたということです。
昨年あたりから、大手金融機関の自己資本運用部門の廃止や大手ヘッジファンドの解散はこのことも原因の一つだと言われています。
今後は、金融商品が増えるにつれ、小さなファンドや運用会社が多く生まれ、我々も直接それに参加できる流れになると予想されます。
つまり、大手や老舗の金融機関や仲介業者などが入らない中抜け現象が起きることです。
また、新たな形の投資スタイルが編み出されるかも!!
近い将来、金融商品やその仕組みも大きく様変わりする可能性が高いことを感じられるなら、尚更、今、流動性のリスクは小さくしておいた方が得策だと考えています。
流動性のリスクを避けよう
今日の帝王学でした。
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