裁定取引を考える

裁定取引というと難しく感じてしまいがちですが、日常で
皆さんが行っていることと変わりはないのです。


　スーパーのチラシをみて、今日は、あそこの店の方が安い！！
といって、買い物をするのと一緒の考え方です。


　今年は秋口の台風や大雨の被害で野菜は高騰しました。
多くの主婦が野菜の買い控えをしたらしいですが、さすがに
健康を考えると、ずうっと買わずにおくこともできません。


　同じ買うなら安いものをと考えて、今日のチラシを見比べ
ます。キャベツはあちらの店が安いとか、トマトはこちらの店が
安いとか‥という行動になります。


そして、安いキャベツを手に入れたらその段階で、他の店で買うより
得をすることになります。


つまり、今日、どの店のキャベツが安いかどうかだけを
判断するのです。その行為を裁定といいます。


決して、誰も、１か月前のチラシでは判断しません。
一ヶ月前は、今の価格の半分だとしても‥関係ないのです。


この様に裁定取引とは同じ商品の今現在の価格差が重要で
あって、過去の価値とは関係がなくなるのです。


つまり、裁定取引とは相場を考えることはしなくても良いの
です。


その商品が上がるか、下がるかを予想する必要がないの
です。


裁定取引、学ぶ価値はありそうですね。








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